これはある意味、社長の趣味です^^
隕石、入荷しました。
隕石といえば、有名なのがギベオン。
アフリカにあるナミビアで採れる隕石で、綺麗な格子模様が特徴です。
隕石の中で、最も人気のあるものでしょう。
この模様、当たり前ですが、最初からこんな模様があるわけではありません。
隕石とは、色々な成分が混ざっているのですが、酸をかけることにより、ある成分が溶け出し、こういった模様が浮かび上がるのです。
この模様のことを「ウィドマンシュテッテン構造」っていうんですって!
(今ウィキペディアで調べてみた^^;)
舌噛みそうな名前で、覚えられない!!
ギベオンは鉄隕石の一種なのですが、他の隕石でも鉄隕石ってたくさんありますが、この模様が出るのはギベオンだけって、なんか不思議ですよね。
この美しさから、宝飾品にも使われるし、人気があるのはわかる気がします。
ところで、ギベオンって登録商標だって知ってましたか?
ナミビアで採れたものだけがギベオンで、全く同じ構造の隕石でも、ナミビアで採れてないものはギベオンじゃないんですって。
だから、ナミビアの隣の国で採れた、全く同じ隕石でも、ギベオンじゃなくて、メテオライトになるんだそうです。
・・・てことは、これってギベオンじゃなくてメテオライトなのかも?
・・・ま、最近は、そこまでうるさく言われなくなりましたが。
(でも、産出国間ではきっとうるさいんでしょうね^^;)
隕石として、最も流通量が多いのは、カンポ・デル・シエロ産の鉄隕石です。
先述のギベオンと同じように鉄隕石なのに、あの格子模様は出ないみたいです。
アルゼンチンのカンポデルシエロで産出されるので、カンポデルシエロと呼ばれています。
カンポデルシエロというのは、「空が落ちてきた土地」とかなんとか、そんな意味のある地名だそうで、要は、隕石が落ちてきたことから、付いた地名のようです。
(あれ?この記述、前にもどっかで書いたなあ?)
一般的に、日本で流通している隕石は、この2種が多いですよね。
産出量が比較的多くて、金額も比較的手頃なものと、金額や産出量云々よりも、美しさを重要視したものと。
でも、地球に落ちた隕石は、これだけじゃないんですよ。
これは、サハラ砂漠に落ちた隕石。
モロッコで産出した隕石です。
このあたりにも、実はたくさん隕石があるそうで、採れる場所によって番号がついています。
これは、「NWA869」。
なんか数字で管理されるって、ロマンもなんも、あったもんじゃない。
事務的処理みたいな気がして、気に入らないんですが、あまりにたくさん採れるので、数字で管理しないと大変なんでしょうね。
実際、これが869だってことは、少なくとも869箇所で採れたってことでしょうからね。
(あくまでも私の憶測ですが^^;)
これは、今回私も初めて見たもので、まだそれほど情報がありません。
社長はもっとわかってるのかな?
今度聞いておきます。
そして、今回仕入れた隕石で、私が一番感動したのが、これ。
おわかりでしょうか。
これは日本産。
兵庫県神戸市に落ちた隕石です。
1999年といえば、私がいくつの頃でしょうか。
TVで、民家の屋根を突き破って、隕石が落ちてきたというニュースを見た記憶があります。
当時はそんなものに興味は全くなかったのですが、隕石だとニュースで取り上げられたのが印象的で、今でもその映像を覚えています。
その隕石がこれだと言われた時の、感動というかなんというか。
そんなものがこんなところに!
そんな驚きを隠し得ませんでした。
もちろん、これはその隕石をスライスしたもので、他にもいくつか出回っているはずですので、絶対手に入らないものなわけではないです。
ただ、隕石が落ちてきた当時を知っているだけに、感慨もひとしお。
こういったものも、市場に流通するんだなあ~って。
そういえば、ロシアに隕石が落ちてきたのも、記憶に新しいですが、あの隕石もそろそろ流通してもおかしくないんじゃないかと思います。
(仕入れの際、そんな話も出たんだけど、ほかのモノに気を取られてて、覚えていないんです^^;)
でも、こういう隕石が商売道具にされるというのは、賛否両論あるのも事実。
隕石の話をして、まゆをひそめる方もいらっしゃいます。
そうですよね。
ロシアでは、大勢の方が怪我をしたりと、大変な目にあいましたから。
でも石を扱っている以上、どうしても隕石にも興味を持ってしまいます。
決して美しいものではないけれど、宇宙から来たんだなあ~って。
大変だったろうなあ。
頑張ったなあって。
本来、いるはずだった場所を離れて、心細かったろうなあとか。
でも何か、宇宙からのメッセージを届けに来たのかもなあ・・・とか。
そういえば、隕石は宇宙のパワーを与えてくれるとか言いますし。
宇宙の英知を宿してくれるとも言いますし。
この狭い日本だけじゃなく、世界的な、宇宙的な、広がる世界を見つけてくれるような気がします。
あ、ちなみに、隕石はどれも、大きいものではありません。
一番大きなカンポデルシエロ産の隕石でも、手のひらに載せて余裕で握れるくらいの大きさですから。
隕石に大きさは求めないでください。
国家予算級になりますから^^;