これぞ本物!レモンクォーツ! | nobumiさんちのおねえさんの天然石の話

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水晶やパワーストーンと日常のあれこれ

時々、お客様からレモンクォーツのお問い合わせをいただきます。

レモンクォーツとは、レモンのように色づいた、黄色い水晶・・・・のことではなく、水晶の中に硫黄(サルファー)が混入した硫黄入り水晶だということをご存知の方は、どれだけいらっしゃるでしょうか。

大昔、それこそ私が石屋を始めた頃、とある石屋でレモンクォーツの原石を見かけました。
ちょうど、何かの本で読んだ記憶があったので、「これって硫黄の匂いがするんですか?」と尋ねると、店員さんが不思議そうに首をかしげてしまったのを、覚えています。
そして実際、その原石から硫黄の匂いがすることはありませんでした。

結局、レモンクォーツとはどんな石なのか、曖昧なまま、月日が流れてしまいました。


ある時、お客様から、レモンクォーツのお問い合わせを頂きました。
ご自身ととても相性がいい石なので、是非身につけたいということで、レモンクォーツのビーズを取り寄せました。
そのレモンクォーツは照射処理石でしたが、レモンクォーツの天然ものは大変珍しいと聞いていたので、そんなものかと思っていました。

最近になって、久しぶりにレモンクォーツのお問い合わせを頂きました。
しかも、天然のレモンクォーツをお探しのご様子でした。
そういえば昔、天然らしきレモンクォーツと出会ったことがあるなあ・・・と思いつつも、おそらく天然ではなかっただろうという思いもあり、長い間うやむやにしていた自分に少し腹がたった記憶があります。
石屋なのに、そんなことでいいのか?って。


引き寄せの法則とは、こういうことを言うのでしょうか。
とある場所で、不思議な石を見かけました。
なんだ、これ。
原石だけど、なんの原石だろう・・・?
「ねぇ~、これな~に~?」
「レモンクォーツだよ」
「え?」

それは、私が過去に見たことのあるものとは、似ても似つかない、石でした。
え?これがあのレモンクォーツ?
 
 
まず、何色に見えます?
けっして市場に出回っているような、美しい透明度はありません。
むしろ、何に似ているかといえば・・・さつまいも?(笑)

それほど甘味の強くない、少し固めのさつまいも。
おっ、似てる似てるって・・・ホントかなあ?

うっすら黄色い色をしているのですが、写真ではちょっと伝わりにくいかな?
実際はもうちょっと黄色いんですけど^^;


そして、レモンクォーツの最大の特徴。
ちゃんと硫黄の匂いがするのでしょうか?

石同士をこすり合わせると、石が少し削られ、中の硫黄の匂いがします。
これは、ネックレスなど身につけておくと、臭くてやってられないんじゃないかしら?
どうも、アクセサリーには不向きのような気がします。
でも、先日のお問い合わせでは、アクセサリーにしたいっぽかったしなぁ。
う~ん・・・ま、念のため聞いてみるか。
「これって、もっと小さいのってないの?」

「割ればいいんじゃない?」
あっけない回答があったのは、その直後。
「大きいと売りにくいんだよね」
わかってたんだったら、最初からちいさくしておいてくださ~い!

とりあえず、適当に小さく割ってみました。
う~ん、かなり硫黄臭いぞ。
温泉に行ったって、ここまで強烈な硫黄の匂いのする温泉は、そうそう見つけることができません。
いいんだか、わるいんだか・・・。

私のために割ってくれたので、せっかくだから少し仕入れてきました。
欲しい人、いるかなあ?
さすがにちょっと癖があるものなので、私も結構躊躇したんですけどね^^;


レモンクォーツの意味はなんだろう。
そう思って調べてみたら、癒しの効果があるようです。
温泉につかってるような効果かな?
でもそれ以外では、あんまり癒しを感じることができませんでした。
(やっぱり硫黄の匂いがするからかな・・・?)

おそらく一般的なレモンクォーツの意味は、照射処理されたレモンクォーツの意味でしょう。
今回は天然そのもののレモンクォーツを探してきたので、きっと意味は違うはず。
だって、インクルージョンでパワーが変わるのは、パワーストーンの世界では、当たり前のお話ですよ。


とりあえず、割ったものは大きさも形もバラバラなので、重さを図って販売します。
なんに使おうか。
変わった石を探している人には、面白いかもしれないけどね。