哀れな石たち | nobumiさんちのおねえさんの天然石の話

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水晶やパワーストーンと日常のあれこれ

人のお金で飲むお酒は美味しいもので・・・・^^;
久しぶりに飲みすぎてしまいました。

さて、実家で過ごす自由時間・・・日頃なかなかできないことを、この機会に。


ところで私の実家は中古車販売店を営んでおります。
そして、そこには、ちょっとした私の支店が存在します。

娘が販売している「天然石」という商品を、店にも置いてみようか・・・なんて、父の思いつきから始まったもの。
ご来店いただいたお客様にお待ちいただいている間、ちょっとした目の保養に、暇つぶしに、癒されてもらうため・・・などと一応理由はありますが、一番の理由は華やかさ。
男性ばかりの無機質な店に、華やかな空間が欲しかったのでしょう。

「売れなくてもいいんだよ。お客さんとの会話のきっかけの1つくらいになれば、それでいい。」
おかげで販売員たちは、車を売る気はあっても天然石を売る気はゼロ。
ま、いいんですけどね^^;

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ところで久しぶりに見に行ったら、とてつもないことが判明。
・・・・変色している!?

天然石というものは、モノによって、紫外線に弱いものがあります。
代表的なのがアメシストやローズクォーツ。
色が退化していくおそれがあります。

また、中に通してあるゴムも、長く置いておけば劣化していきます。
定期的に交換しなければならないことは、当然のことです。

綺麗なものだからと、明るいところに置きたい気持ちはわかります。
でも、1日中、直射日光に当てられ続けた石たちは・・・・?


ジュエリーショップに行くと、薄暗い空間に、ところどころ光を当ててある風景をよく見ます。
とても高級な感じがします。
でもそれって、高級感を出すためだけではないのです。
光を当て続けることによる、石の品質の変化を防止するためでもあるのです。

例えば、オパールという石は、大変乾燥しやすいものです。
ショーケースの中で一日中光を当て続けたら、乾燥して割れてきたりもするのだそうです。
なので、原石の状態では、水などに浸してあることもあるんです。
商品になってしまっているものは、ショーケースの中に水を入れて、乾燥を防いでいます。

あ、でももしオパールをすでにお持ちで、心配してしまったなら、心配はご無用ですよ^^
使わないときは箱にしまって、置いてあるのなら、問題はありません。
普通にお使いいただけていれば、何の問題もないのだそうです。


街の天然石ショップで、ガラス越しに商品を展示してあるお店をよく見かけます。
大きなアメシストドームをドーンと置いて。
運気を引き込むアイテムですから、間違った使い方ではありません。

でも、そこに降り注ぐ日光により、色が褪せていく現象は避けられません。
石の専門家が、そんなこと知らないはずがないと思うのですが・・・。


お店の女の子に、天然石を直射日光に当てないようにお願いしましたが、一体どこまで理解してくれているのでしょうか。
彼女たちは、車や保険のことには詳しくても、石に関してはど素人です。
ましてや「売らなくてもいい」と言われているのであれば、なおさら商品をないがしろにされそうです。

天然石の委託販売は、恐ろしくてできません。
戻ってきた石たちが、哀れに思えてしまいます。
石の取扱いをしっかりわかっているお店なら、安心なのですが、街の天然石ショップを見る限り、あまり期待はしない方がよさそうです。


商品を送るだけ送って、丸投げにした私にも、大きな責任はあります。
しかし、今の仕事を続けていくのなら、できることにも限界があります。
お互い、本業に忙しくて、石たちのケアができないのであれば、そこで天然石を販売するという意味を見失ってしまいます。

こちらも撤退して、お花でも飾ってもらったほうが、お互い有益な気はしますけどね。