類は友を呼ぶということわざがあります。
気の合う者や似通った者同士は、自然と集まって仲間をつくるものであるということ。
(故事ことわざ辞典より)
石の好きな人は、自然と石の好きな人同士、仲良くなるものなのでしょう。
私は暇なとき、骨董市内を歩いているお客様をターゲットに、人間ウォッチングをしています。
そして、面白いなあ・・・と感じることがあります。
それは、1つのお店の常連さんどうしは、なぜかみんな似通っている。ということ。
もちろん、同じお店で買い物をするということは、当然、趣味、嗜好も似ているのでしょうから、似ていて当たり前です。
でもそれ以上に、雰囲気がとてもよく似ている気がします。
100%ではありませんが、「この人、ここのお店のお客さんかな?」と思ったことが、当たることもよくあります。
それは、同じ商品を扱う2つのお店が存在しても、関係ありません。
それぞれのお店には、それぞれにお客様がいて、それぞれ違う雰囲気を持っています。
私は、当店のお客様をそういうふうに見たことはありません。
このことに気がついてから、一度、そういうふうに見てみようと思ったことはありましたが、どうしても同じジャンルに絞れません。
皆さんそれぞれ個性があって、一括りで同じ雰囲気かと言われると、とてもそういう風には思えないのです。
もちろん、皆さん、石が好きだということは共通でしょうから、そう言う意味ではよく似ています。
でも、それ以外では、本当にわかりません。
ある時、ふと思い立って、ある石屋さんのお客様をウォッチングしてみました。
骨董市には、時々一緒にお仕事をさせていただく石屋さんが、1軒あります。
そこには、色々なお客様が来店されていますが、それとは別に、常連さんと思われるお客様には、やはり何か共通のものを感じました。
そしてそれは、とても店主さんと似ていることに気が付きました。
ああ、そうか。
どのお店も、常連さんはみんな、店主さんにとてもよく似ています。
もちろん、姿形の話ではなくて、雰囲気がとてもよく似ているのです。
優しい店主さんのお店には、優しいお客様が集まります。
コワモテの店主さんのお店には、それなりの(!)お客様が集まります。
類は友を呼ぶって、こういうことなのかな?
てことは・・・・・。
当店のお客様って、私や社長に似ているのかしら・・・・?
自分を分析したことはないけど、傍から見たら、もしかしたらそうなのかもしれない。
そう思ったとたん、なんだかくすぐったい気持ちになりました。