最近、新たに知り合いになる骨董屋さんが増えました。
骨董市という場所で販売していながら、なぜかそこに出店している骨董屋さんとは、あまりお話することがありません。
確かに、私は骨董品に対する知識もないし、年齢的にも、話が合うとは思えない。
話しかけてくる骨董屋さんといえば、長い付き合いのある方ばかり。
そんな中、ここ最近立て続けに、骨董屋さんとお話する機会が増えました。
きっかけは、なんと水晶玉。
実は、骨董屋さんの中には、水晶などの石を取り扱っているお店が、少なくありません。
石は、それこそ年代物と言われる骨董品たちよりも、はるか昔から存在していたもので、骨董中の骨董です。
かつ、アンティークジュエリーと呼ばれるものの中には、当然宝石が入っていてしかるべきものなのです。
ところが、骨董屋さんというのは、骨董品に関して、皆さんそれぞれ専門の知識をお持ちですが、石に関しては、これといった知識を持ち合わせていないという現状がありました。
骨董屋さんの仕入れ方法の一つとして、古いお屋敷を解体する際に、蔵などにあるお宝を処分するということで、買取に行くことがあるそうです。
そんな蔵の中に、水晶玉やアンティークジュエリーが混ざっていることも、当然あるのです。
掛け軸や焼物については詳しくても、水晶玉とガラス玉の区別もつかない・・・。
そのことに密かに悩んでいる骨董屋さんが、実は結構いらっしゃったようです。
髪の毛を水晶玉を通してみると、2本に見える・・・。
水晶の特徴である複屈折を利用して、見分けるひとつの方法ですが、この方法は有名なので、意外と皆さんご存知です。
ところが、この方法にはいくつかの問題点があります。
1、2本に見えるときのズレが、それほど大きなものではないので、小さな水晶玉だと確認しづらい。
2、骨董屋さんは年配の方が多いので、老眼により、結局2重に見えているかどうかの判断ができない。
水晶か水晶じゃないのか、見分ける方法は、これだけとは限りません。
温度だったり、硬度だったり、特別な道具を用いなくても知識と経験があれば、見分けられる方法はあるのです。
若輩者の私に、人生の大先輩である方々がレクチャーされるというのは、決して気持ちのいいものではないでしょう。
だから、今まで聞きたくても聞かなかったんだろう・・・と、改めて思いました。
そして、それを聞きやすいようにしたのは、他でもない、うちの社長。
あっという間に年配者から可愛がられる、その能力は、見習いたいものです。
最近は、皆さん、私も含めて可愛がってくれるようになりましたよ。
わからないことは、なんでも聞いてください。
分かることならなんでも、お話しますよ^^
ただし、年齢と体重はタブーですけど。