毎年、作物が豊かに実りますようにと、年の始め辺りに五穀豊穣祈願のお祭りが行われますが、この季節は豊かに実った作物に、感謝を込めて、農業祭があちこちで行われます。
実は子供の頃は、農業にはほとんど縁がなく、小学校の頃に体験学習で田植えと稲刈りを体験しただけで、実際の厳しさや喜びなどは、ほとんど経験していません。
ところが、現在、当店にご来店くださるお客様には、農家の方が大変多く、今更ながらに豊作の喜びを分けていただいております。
農家と言っても、作っている作物は千差万別で、お米はもちろん、りんごやさくらんぼ、みかんやぶどうなどの果物農家さんもたくさんいらっしゃいます。
今回、熊本で参加させていただく催事も、熊本の農業祭らしく、様々な美味しそうな食べ物屋さんがあちこちに出店しています。
前置きが長くなりましたが、今回ご紹介するのは、豊穣の石。
作物が沢山実りますように・・・という願いを込めるにふさわしい石。
モスアゲートです。
日本名は苔瑪瑙。
瑪瑙の中に苔が入り込んでいるように見えることから、こういう名前がついたんでしょうか。
実際は、もちろん植物ではなく、クローライトという鉱物が内包されています。
メノウの中に苔が入っている(と思われてた)ことから、実り多くあるようにと、豊穣の石として知られてきました。
さらに転じて、子宝の石としても知られています。
現代日本の現実は、今食べているお米すら、どこから来るのか分かっていない人が多く、豊穣なんて他人事な方が多いようです。
実際、私がそうだったのだから、批判できるものではありませんが。
もう少し、食べ物のありがたみを感じられるようになりたいものです。
ところで、モスアゲートは、豊穣の意味だけではありません。
苔がメノウの中に入り込んでいる(と思われていた)上に、それがそのまま、中で生き続けていると思われていたことから、健康・長寿の石としても重宝されているようです。
実際、グリーンの石は癒しの意味があり、森林浴と同じような効果があると言われています。
実際、モスアゲートをマジマジと眺めてみると、他のグリーンの石たちよりもずっと、森林にいるような感じがしてきます。
中には、ランドスケープと言って、景色に見えるものも存在します。
(売れる前に、写真撮っとけばよかった・・・)
なので、自宅にいながらにして森林浴と同じような効果が得られ、長寿に効果があると言われているのです。
モスアゲートとスモーキークォーツの相性は良く、私もよく組み合わせて使いますが、これは、病魔を寄せ付けず健康に長生きできるように、との願いが込められています。
本来ならば、敬老の日に合わせて紹介したかったですけどね。
さて、このモスアゲート。
都会に販売しに行っても、やっぱり誰も見向きもしてくれません。
寂しいお話です。
手に取られる方は決まって、年配の方が圧倒的です。
私の話を裏付けるには、なかなかの調査結果ですが、もうちょっと若い方にも振り向いてもらいたい石です。
地味には見えますけど、私たちの生活には欠かせないパワーを持っている石ですから。