先日ご来店くださったお客様に
「健康にいいブレスレットはどれですか?」と聞かれた。
・・・?
健康運を上げてくれるものをご希望なのでしょうか。
グリーン系の石は癒しの石なので、そういう風には言われています。
特にアベンチュリンは、風水的に健康運とされている。
年配の方だったので、一応アベンチュリンとスモーキークォーツの組み合わせのものを、お薦めした。
体の動きを楽にしてくれる、と言われる組み合わせなので。
ただし、私は最初に必ずこの言葉を口にする。
「薬ではありませんので」
年配のお客様に多いのですが、高血圧に効く石はどれか、とか、私は糖尿なんですが、どれがいいですか、とか、よく聞かれます。
石は薬ではありません。
薬になっている石もありますが、身に着けたからといって、そういう効果は期待しないでもらいたいのです。
一部の書籍には、パワーストーンと病気の治療との関係性が書かれているものがあります。
これは、胸が苦しいときは緑の石を胸に当てて・・・といったチャクラに関係するものではなくて、実際にお医者さんが研究を重ねて書かれたもののようです。
私は医者ではないので、よくわかりませんが、石から出る波動と関係があるようです。
実際、音波による治療方法があるのですから、決しておかしなことではありません。
だからといって、科学的に証明されてないものに関しては、こちらとしてもお薦めすることはできません。
せいぜい、7つのチャクラについての説明をするくらいで。
ところが、そのお客様はこんなことをおっしゃいました。
「それはもう、十分承知しています」
きけば、大きな病気を患って、気落ちしているのだとか。
気休めでもいい、気持ちを落ち着かせてくれたらそれでいい、生きる希望がほしいのです。
私はすぐにアベンチュリンとスモーキークォーツのブレスを引っ込め、ガーネットのブレスレットをお薦めしました。
ガーネットは、生命力を高めてくれる石です。
よくある、アルマンダイトガーネットで、赤黒く、血のような色をしているものですが、ちょうど綺麗で手ごろなものが入荷していました。
パワーストーンというものを身に着けるのは初めてだと言うお客様。
私はガーネットと、パワーストーンというものについての説明をし、お客様にお渡ししました。
そして最後に必ずこう付け加えます。
「薬ではありませんので」
石は薬ではありませんが、心に効く薬ではあります。
石を持つことによって、癒され、頑張ろうという気持ちが湧き、前に進める。
石は持つ人の心をアシストしてくれます。
最後にお客様は笑ってこう言いました。
「あなたも気を付けなさいよ」
・・・肝に命じます。