横浜チャーチサイド ストーリーズ -18ページ目

横浜チャーチサイド ストーリーズ

横浜で見たこと、聞いたこと、考えたこと、、、など、など、

 

部屋のカーテンを全開にして、

パソコンに向かうと、

押し込められていたと、思っていたアパートの一室が、

快適なガーデンテラスになった。

この空間はイケる。。。

 

縁側の向こうに、春が来て俄然勢いがついたバラが、

三つつぼみを付けた。

開花が待ちどうしい。。。

 

一年間待ちに待ったブルベリーもつぼみをつけている。

慾張りな私は、もっともっとつけばいいと、、、

と、朝な、夕なに、花のついた枝先をものほしげに眺める。

 

籠につるされたブルー紫の小さな花をつける苗は一年前は5センチほどだったけれど、

今は、籠一杯に根をはり葉っぱを茂らせて、

つぼみの季節をまっている。

 

冬を超えた草花の強さを目の当たりに見せられている。

これは、神様が私に与えてくださっている

エールなのかもしれない。

 

フト見ると、

塀の向こうで、

枝先につけた白い小さなつぼみがほどけて、

ハナミズキだったことに今、気が付く。

 

2年半年前、

長崎で、あこがれだった白いハナミズキを鉢植えにして、

新しい礼拝堂の白壁の側に置いてきた。

毎日、わくわくしながら、育つのを見ていたが、

2年前に、転任でおいてきたものの、この季節がくると未練がましく思いだしていた。

ところが、神様は、

大きなハナミズキをチャンと目の前に置いていてくださっていたのだ!

 

ガラスの向こうから、

神様がやさしく微笑みかけている。

 

 

 

 

「老人は夢をみる」

そうだ、こういうことだったのだ!

と、うなずきながら目が覚めた。

時計を見ると、

まだ午前2時過ぎではないか。。。

 

心地良い目覚めだった。

伝道者になる前の、20代の頃の私がそこにいた。

とっぷりと日が暮れて、家に帰ることができなくなり、

知り合いの夫人が、シブシブと「今日は泊まっていきなさい」と、

2階の客間に案内してくださったのだ。

窓を開けると、兄が怒って友人と共に車で迎えに来ていたので、

慌てて帰ろうと階段を降りて、

外に出るともう兄はいない。

 

再び泊めてもらおうとその家に入ってゆくと、

なぜか、先ほどまで冷たい趣だったその夫人が、

「今日はあなたの誕生日だから、、、」と、

風向きが変わって、もてなして下さろうとしている。

側で彼女の子どもが私が泊まることになったことを喜んでくれている。

なぜか、

そんな空気が嬉しいような、

恥ずかしいような気持ちになり、、

目が覚めた。

 

 

その夢が何を意味しているのか、

思い当たる節もあった。

ああ、あのことか、、と思いながら、

近頃、夢で自分の人生が総決算されているように思えてくる。