自分の目で見て気に入った施設を探す | 廣田信子のブログ

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マンションコミュニティ研究会、MSC㈱代表廣田信子より
日々のマンション生活やお仕事に、また人生にちょっとプラスになるストーリーをお届けしています。
一人ひとりが自分らしく活躍しながら、力を合わせることで豊かに暮らす、新しいコミュニティ型社会を目指して・・・

こんにちは! 廣田信子です。

 

先日、友人の義理のお母さんが89歳で施設入居をしました。

 

古い戸建住宅で暮らしていたのですが

生活と火事等が心配で、

子供たちの助言に従ってしぶしぶでした。

 

年金は少額で貯蓄がないため、家は処分し、

入居費用を賄えるようにしました。

 

子供たちも頻繁に施設を訪ずれるのですが、

その度、「姨捨山に捨てられた」なんていうそうです。

 

食事の心配もいらなくて快適なはずなのに…です。

 

やっぱり昔の方なので、

子供といっしょに暮らすことが幸せだという

意識があるのです。

 

施設の介護士の方も慣れたもんで

明るく対応してくれているようです。

 

 

ご近所でも、近くに住む高齢のお母さんの世話に疲れて、

高齢者施設の見学に行くのだけれど、

どこも気に入らなくて、

 

あきらめて面倒を見ているけれど、

もう自分が精神的に参ってしまいそうだという方の話を

聞きました。

 

私は、子供に老後の面倒を見てもらいたいとは

まったく思わないのですが。

 

ご高齢の方の中には、

「子供が面倒を見てくれなくて施設に入れられた。」

という意識が植え付けられているのですね。

 

介護保険法がスタートしたのが2000年、

その後2006年に老人福祉法の改正で

老人ホームがどんどん増えました。

 

20年前の記憶がある方々がまだいるのでしょう。

 

でも、今の高齢者施設は充実しています。

施設には抵抗があるという思い込みは、

親にも子にも不幸です。

 

先日、一人暮らしの女性が、

「夫は遺言ですべての資産を私に残してくれて

ありがたかったけど、

子供は、内心、私の面倒を見るのを心配している。

 

今のマンションを、

一人でも住みやすいところに住み替えようかと思うというと、

娘がホッとしたのが分かる」と笑っていました。

 

実は、私も、入居するならこの施設と

内心決めているところがあります。

 

自由に出入りできる明るさと

どんな状況になってもいられることが気に入っています。

 

男性は、自分が先に逝くという思いが強いので、

自分の一人暮らしを想像できないと思うところがあります。

 

女性は自分の資産をしっかり把握し、

自分が元気なうちに、

自分が生きたいように生きられる施設を

自分の目で見て考えてみませんか。

 

自分の資産は自分が思うように使っていいのです。

 

私、そのお手伝いをしようかな~と

ふと思いました。

 

 

 

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