廣田信子のブログ

廣田信子のブログ

マンションコミュニティ研究会、MSC㈱代表廣田信子より
日々のマンション生活やお仕事に、また人生にちょっとプラスになるストーリーをお届けしています。
一人ひとりが自分らしく活躍しながら、力を合わせることで豊かに暮らす、新しいコミュニティ型社会を目指して・・・

こんにちは! 廣田信子です。

 

昨日書いた、

役員辞退者にペナルティーを課すことで、

役員を確保しよう…という話は、

もう少し、

広い視野で考えてみる必要があると思います。

 

高経年、高齢化が進んだマンションでも、

自立した民主的な運営がされ、

コミュニティが育っているところは、

 

輪番で役員が回ってきたら、

組合員の責任として1年間は頑張って務めるのが当たり前

という文化がしっかり育っています。

 

基本、やるのが当たり前の文化があるので、

事情があって役員ができないという方に対しても、

実務の分担が難しい理事に対しても、

寛容です。

 

 

役員のなり手がいない、

役員辞退者が多い…という管理組合では、

 

私が知りうる範囲ですが、

下記のような話がありました。

 

1.理事になることで犠牲が大きい

 

(1)理事の業務が多い

(2)理事会の回数が多い

(3) 理事会が長い

(4)土日の日中に理事会が開催され

  趣味の会や子供の付き添いを犠牲にしなければならない

(5)くじ引きで理事長をさせられる

 

 

2.住民と管理組合の間にトラブルがある

 

(1)居住者に強烈なクレーマーがいて理事会が対応に追われる

(2)理事長(管理組合)と居住者が係争中

(3)理事長(理事会)を批判するビラがまかれた

(4)総会が荒れて長い

(5)総会でいつも理事が追求されている

 

 

3.理事会運営に問題がある

 

(1)理事間で対立がある

(2)理事間に職業や勤務先で見えないヒエラルキーがある

(3)女性の住民目線の発言を軽視する理事がいる

(4)ワンマン理事長が仕切っていて他の理事の意見を聞かない

 

いかがですか。

 

1.については…

 

自分の生活を犠牲にする部分が大き過ぎると、

辞退したいという気持ちにもなります。

 

・外部の人材も活用して理事の負担を減らす

・理事会の開催日、時間を工夫する

・集まらなくても話し合えることはWebを活用する

 

等の対策で改善することも必要になります。

 

 

2.については…

 

マンション内のトラブルに巻き込まれたくない

というのは自然な感情です。

 

もし、この傾向があったら、

理事会が住民の意見に耳を傾ける姿勢をもって、

民主的な管理組合運営に変えていくことが

必要ではないでしょうか。

 

 

3.については…

 

これでは、理事になりたくないと思う人がいても

当然のように思います。

 

役員のなり手がいない、辞退者が多い…と

組合員の自覚不足を嘆く前に、

1つでも心当たりがある方は改善してみませんか。

 

 

ペナルティーをつくって、

役員になることに強制力を持たせることより、

 

役員をやりたくない、できないと思う原因を、

取り除いていくことの方が

将来のためにも重要なのではないでしょうか。

 

 

---------------------------------------

ランキングに参加しています。
クリックしていただけると励みになります!



マンション管理 ブログランキングへ

にほんブログ村 住まいブログ マンション管理へ
にほんブログ村

 

---------------------------------------

Facebookでもお届けしています!