こんにちは! 廣田信子です。
昨日の続きです。
敷地にかなり余裕があるということは、
ものすごく大きな価値だと思うのに、
不動産価値には反映されないし、
住んでいる人もその意味が分かっていないみたい…
じゃあ、具体的なベネフィットにしてみようというところから、
私の夢想は始まります。
新浦安地域は、きちんと計画された街過ぎて、
「溜まれる場所」がないのが欠点です。
マンションの中には立派な集会室やサロンがあり、
マンションごとに自治会館も持っているんですが…
いつでもふらっと寄れて、
そこには、必ず誰か仲間がいるというような場所が
ないんです。
まさに「角打ち」みたいな場所が。
で、私は、我がマンションのゆとりの土地にそういう場をつくりたいな~と。
地域の人が集まれる場所にしたいので、
当然道路沿いの開けたところじゃあないと。
あるんです。
三方が道路の我がマンションには、駐車場を少しつぶせば、
いい感じに「街のたまり(縁側)」がつくれそうな場所が2か所。
すでに駐車場は空き始めているので、
あと5年もすれば、十分土地を確保できそうです。
自治会館の隣がいいかな~、学校の隣のバス停の前がいいかな~と
いろいろ夢想していますが、
ほんとうに一番狙っているのは、
交差点にある広い提供公園です。
近くに公園がたくさんあるので、
あまり子供が遊んでいない児童公園です。
ここを前庭付きのカフェにしたらステキ!
清水先生じゃないけど、屋内空間と屋外空間がつながっているところに
人が居心地の良さを感じるので。
ここは最高!
四方がマンションの開けた交差点だし、バス停の真ん前です。
都市計画変更や一団地認定の課題あるけど、
今、国交省でも団地再生が議論されていて、
今後団地の再生のためには、規制緩和が進むと思うから、
10年後ぐらいにはきっとクリアーできそう。
マンションは土地を貸して、運営はNPO。
うちのマンションだけでなく地域の方々も運営に参加。
コミュニティの拠点というで、
土地の賃借料とカフェの建築費は市の補助かな。
なかなか拠点がつくりたくても土地がないので、
きっと連携できるはず。
で、運営費は絶対に独立採算じゃなくちゃ。
まさにコミュニティビジネスです。
高齢者の方々は担い手でもあり、利用する人でもあります。
朝は散歩帰りの人がモーニングサービスの朝食を食べに寄る…。
新聞を読んだり、ちょっと会話を楽しんだり。
昼は、ランチを食べに高齢者の独り暮らしの方が来る。
お弁当届けてもらって家で食べるなんて寂しいから、
できるだけここに来て食べるようにすれば引きこもりにならない。
おしゃべりはしてもしなくても…
午後は、子供連れのママさんたちが、おしゃべりしながらくつろぐ。
子供たちは目の前の公園で元気に遊んでいる。
で、カフェにきている高齢者の方が子供に遊び方を教えている。
夕方は、学校から帰って塾や習い事に行く前の子供たちが
小腹を満たしに寄る。
夕飯の時間には、高齢者の人も、仕事帰りのお父さんもちょっと一杯。
保育園帰りで、今日は疲れてごはん作りたくないな~というママさんも…
みんなで賑やかにご飯を食べ、一杯飲み、
自分のペースで家に帰る。
土日は、PTAの親父の会やスポーツサークル等の休憩場所で人が集う。
で、前の広場では、イベントが開かれ、
近郊の農家から届いた新鮮な野菜が並ぶ青空市になったり
フリーマーケットになったり。
運営委員の方が交代でカフェにいて、
誰がいつ来ても笑顔で迎え、
静かにしたい人にはそっと気配りし、
おしゃべりしたい人には話し相手になる…
心地いい空間だな…
約束しなくても、予約しなくても、準備もいらずふらっと寄れる場所
あったらいいと思いませんか。
そんな未来の可能性があるマンションっていいと思いませんか。
さて、これをベネフィットに落とすと…
一人になったときが心配な高齢ご夫婦には、
いつでも行けるカフェがあるから、
一人になっても引きこもりの心配がない。
仕事を持つ子育て中の女性には、
もし残業になっても、
ここに行けばちゃんと面倒見て夕飯を食べさせてくれる人がいる。
管理組合会計が気になる人には、
機械式駐車場もなく、空き駐車場の心配をしなくても地代が入ってくるので
管理組合会計が健全だ。
という感じかな。
まだまだ落とし込みが足りないけど。
さて、
私もまだ、「力を合わせて豊かに暮らす」の種まきを
できるだけ広くしたい欲があって、
なかなか地元に落ち着けないけど、
そのうち、地元に腰を据えて種を育てたくなる気がする…
目標は10年後かな~。
私の夢想はどんどんリアルになるので、
この計画実現しちゃうかも。
なんか楽しいです。
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