言葉の力で賢い子を育てよう! ~学力アップの基礎は言語能力~ | アタック25~足立ノブログ~

言葉の力で賢い子を育てよう! ~学力アップの基礎は言語能力~

13日の午前は

広島からお越しの

松田雄一先生の講演

「言葉の力で賢い子を育てよう!~学力アップの基礎は言語能力」

に参加してまいりました。



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まず冒頭に

お話いただいたのは

「自分の常識にこそ罠が潜んでいる

 何年も継続した習慣や考え方は

 固定概念となってしまう」

ということです。




この点については

私自身も気をつけなければならないと思います。

当選したときに

議会の文化が

おかしいと思っていても




そこに長時間いることで

そういうものだと

思ってしまっていることが

あるかもしれないということです。




そんななかで

今回は

国語教育のお話でした。





国語力というのは

すべての学問の基礎となる力です。




私も家庭教師をしていたころ

漢字が読めない、文章の意味が理解できない

なので、算数や理科、社会の問題が解けない

という子供を担当したことがあり

国語の重要性を

身に染みて理解しております。




その国語力ですが

一言でいうと分かりにくいのですが

具体的には

語彙力、読解力、発信力

3つに分類されます。



今はプレゼンテーション能力の向上が

取り上げられがちですが

その前に

語彙を増やし

類推や想像を必要とする読解力を

身につけさせなければなりません。



特に語彙力は

8歳から11歳まで

割合的に

最も伸びる時期とのことです。



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この時期に

子供たちに与える教材が

簡単すぎると

学習意欲が失われてしまうということで

とても重要視しなければならない時期です。




そのほかにも

辞書教育の間違いや

当用漢字の本当の意味など

たくさんのことを

教えていただきました。




松田先生の

講義は非常に勉強になるので

ご興味がある方は

こちらをご覧になられるとよいかと。

https://www.youtube.com/watch?v=1dOPVqe1DSk&list=PLgWDZ7Z_8LQbHxYcC4wQS7ofbTa3StrKa




先日

英語は単なるツールと書きましたが

言葉の役割は

伝達の手段であり、精神の成長に必要なもの

学びました。



思考も言葉がないとできませんし

語彙が少なければ

受信も発信も

非常に限られてしまいます。




とても大事な国語ですが

低学年の授業に占める割合は

日本は36パーセント


フランスはなんと67パーセントだそうです。




いますぐ国語の時間を増やせー!!

なんてことはできませんから

なるべく大人が子供に

大人と同じように話すことと

大人が

きれいな言葉を使うことが大事なのだと

考えます。




金曜日の勉強会で

子供の成長を

学校ばかりに任せるのではなく

家庭や地域も大事だと

学んだので

私自身、地域の子供と触れ合うときは

特に意識していきます。