英語特例校 | アタック25~足立ノブログ~

英語特例校

英語特例校

という少しいかつい題名ですが



吹田市の小学校です。



9月9日火曜日に

桃山台小学校

英語教育の視察に行かせていただきました。




現在吹田市では

3中学校区で

英語特例校申請を行っており




小学校5・6年生だけでなく

1年生からの英語教育を行っております。




私自身は

小学校1年生から

義務教育での

英語教育には

あまり賛成ではなく




その時間があるのなら

道徳教育を充実していただきたい

思っておる反面




英語もしゃべれると

便利だよね

とも思っています。




もう少し深く話すと

私自身の経験ですが




海外で

同年代の子達としゃべっていて

何を聞かれるかというと




絶対に日本のことです。






だって日本人だもの。




もちろん

クールジャパンの

アニメのことも聞かれますが



文化のことや

歴史のことも

聞かれます。



一度台湾の友達と

ご飯を食べていて

アニメの話から

急に尖閣諸島の話

天皇陛下の存在について

将来の夢についてなど

がつがつ聞かれ

いろいろ話あったことがあります。




文楽と相撲を見たことがないというと

あなたほんとに日本人?

フランス人に聞かれたことがあります。





何が言いたいかというと

グローバルな人材になろうと思うと

まず日本のことを知らねばならない




そして

海外が日本人を褒める理由

日本人らしさを

身に着けているとなおよいと思うのです。

例えばおもてなしや

言わなくても空気で対応することや

秩序を守ることなど。





とはいえ

吹田では英語教育が進んでいるので

是非見たいと思い

視察をお願いいたしました。




受け入れてくださりありがとうございます。





1年生と5年生の

授業を見せていただいたのですが





とても良い授業でした。

AET(Assistant English Teacher)という

外国人(ネイティブorほぼネイティブ)の先生が

教えてくださるので

この年から経験することは

英語に親しむということで

とてもよいかと。





5年生の担任の先生は

英語をしゃべることができるようで

とてもかっこよかったです。




ここで

大事になるのは

「何を目的とするか」です。




英語に親むことを目的とするのか

英語をしゃべる能力を小学校で身に着けさせることを目的とするのかで

授業も全然変わってきます。





過去にシンガポールとマレーシアの学校も

視察させていただきましたが

彼らは

半公用語として英語を使っていて

3か国語くらい平気で使います。

小学校の頃から。




なので東南アジアの彼らに対抗できるような

英語を小学校のうちからやるのか




それ以外で

競争力を子供たちに持たせておくのか。




ただし

英語は単なるツールであることは

忘れてはなりません。



文部科学省の通達では

英語教育とともに

日本人としてのアイデンティティを

形成する教育の推進も

うたわれております。




子供たちにとって

何が大事なのか。




大人が(教師や政治家が)

将来を見据えて

きっちりと判断していかねばなりません。