第31回 百条委員会 | アタック25~足立ノブログ~

第31回 百条委員会

3月3日に開催された

第31回

百条委員会



いよいよ

百条委員会としての

結論が出ました。



結論を簡単にまとめると


1、GND基金に係る随意契約及び関連業務における一連の契約手続は、

  地方自治体の事務執行の基本から大幅に逸脱しており、

  極めて不適正であった。


2、井上市長には、市が契約を締結する場合にその内容が適正であることに
  ついて自ら調査、点検し、

  また職員を管理監督するなどの任務を担っているにもかかわらず、

  漫然とそれを放置して決裁した法的責任がある。


3、井上市長は、今回の不適正な補助金執行により、

  当時の市場価格を超える金額、
  少なくとも800万円の損害を吹田市に与えた。

  よって、井上市長個人は、その損害額を吹田市に賠償する責任があり

  吹田市は環境省に同額を返還すべきである。


4、市長決裁を必要とする、太陽光発電設備設置のような重要な契約が、

  市長への事前説明もなく締結されたとは考えられない

  したがって、あらかじめ井上市長の了解を得て

  協議等を進めていたのではないかとの疑念が最後まで払拭できなかっ  

  た。
  



委員会メンバー全会一致での可決でございます。

一昨年の11月から

およそ1年3か月

ビックリするくらいの労力(議員だけでなく議会事務局も)

375万円もかけて

出した結論です。



法的見解の部分については

弁護士にも

ご協力をいただいたので

間違いございません。




できあがったものは

論文ではございませんので

これをどう使うかが

問題なのです。




そう、使い方が大事なのです。