米国視察 その10 | アタック25~足立ノブログ~

米国視察 その10

7日目は
朝からニューヨークの
ハーレムという町で
ボランティアを
させていただきました。

 

内容は
ハーレムの子供たちに
日本語や文化を教えておられる
NY de volunteer
http://www.nydevolunteer.org/
という
NPO法人のお手伝いで

 


日本文化紹介を通じた異文化理解推進教育
のために
折り紙を教えさせていただきました。


 
 

この団体の目的は
異文化理解の価値を理解している日本人が、
NYの子供達に、
日本の文化紹介を通して、
子供たちの視野を広げる「チャンスを提供」することです。

 


受験英語と
気合と根性で
ガッツリ折り紙を
教えてきました。

 

鶴を作る最後の工程の
羽を広げた瞬間に
「すげーーーーー!!」

という
きらきらした目で見つめられた日には
カエルでもとんとん相撲の力士でも
カブトでもなんでも教えますとなり
わずか2時間でしたが
コミュニケーションをとりながら
貴重な経験をさせていただきました。



翌日NY de Volunteerの代表の方と
昼食をとらせていただいた際に
ボランティア活動に対する
NY市からの援助や
アメリカにおける
ボランティアのあり方など
様々なことを教えていただきました。


アメリカのNPO団体は
より経営という面でシビアで
社会的価値のある活動であっても
しっかりと周りにアピールし
自分たちでお金を回さなければ
つぶれてしまいます。



現にリーマンショック以降
行政からの補助金が全く打ち切られたり
寄付が激減したことから
8割近くのNPOがつぶれてしまった
とのことです。


その反面
資産公開のシステム等も
しっかりしており
社会的地位は
民間企業と変わらず
日本に比べ
社会に果たしている役割が
非常に大きいように感じました。


NPOを支えるシステムや
社会的地位においては
日本はまだまだ伸びる余地があるので
可能性をとても感じました。


NYのハーレムという
いわば貧困地域においても
逆差別なども受けながら
日本の文化や言葉というツールを使い
児童の育成支援という
ボランティアをされている姿を見て



もっとしっかり日本から
そういう方々を支援できる態勢を
整えたいと強く感じました。


まずはこのブログを読んでいただいてる方も
ぜひ一度http://www.nydevolunteer.org/のサイトで
NY de Volunteerの活動を知ってください。