留学生との意見交換詳細 | アタック25~足立ノブログ~

留学生との意見交換詳細

龍馬プロジェクト学生部の活動で
立命館アジア太平洋大学の学生と
意見交換を行ってきました。




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テーマは「日本のいい面、悪い面」です


様々な意見が飛びましたが
私なりのまとめを書かせていただきます。



スリランカ人と韓国人の留学生が
来てくれたのですが
日本のいい点として

家族愛、家族主義が強い
共感意識を持っている


と挙げてくれました



逆に悪い点として
日本人は感謝の気持ちを失っている
言われたことはできるが考える力がない
まわり(他人、地域など)の目が失われている

を挙げてくれました。




今回の議論全体を通して
私が日本のいい部分を考えたところ


1、平和である
2、サービス精神を持っている
3、良いイメージを外国の方に持たれている



の3点があります。


ちなみにこの3点は
今回の議論の中で出てきたものであり
私個人としては歴史や文化など
挙げたいものはまだまだありますが。



1点目の平和については
スリランカでは3年ほど前まで
内紛が起こっており
国の未来、自分たちの未来を
全く考えられなかったそうです。


しかし紛争が終わり
大統領が国民みんなで力を合わせてがんばろう
というメッセージを発すると
海外に逃げていた人たちも戻ってきて
現在では国は発展してきているそうです。




やはり平和でなければ
国の未来は見えない。
しかし今平和であるはずの日本も
国の未来が見えていない。
自殺者が年間3万人もでる国は
平和であるとは言えないかもしれないですが。。
この辺りをもう少し深く考えていかなければなりません。





2点目のサービス精神ですが
スリランカでは商売であっても
店員は「欲しいものがあれば買えば?」
というスタイルだそうで
それに比べ日本人の店員は
非常にサービスの態度が素晴らしいということでした。



これはおそらく
商売だけに言えることではなく
日本人全体の
「相手の心を想う」精神に通じるのではと思います。



3点目の「よいイメージをもたれている」は
恥ずかしながら
家族愛や家族主義を褒めていただいても
これは日本では
今、失われつつあると感じています。
また助け合う気持ちも
東北ではとても発揮されましたが
平常時においてはやはり
失われつつあるのではと思います。



そんな中でも
そこを褒めてくれるということは
やはり日本人に対して
いいイメージを持ってくれているのだなと


そしてそれを作ってくださった
先輩方に感謝しなければと思いました。






議論の中で
非常に悔しく思ったのが
「日本人の心はさみしい」
と言われたことです。


周りの目、
子供たちに対する大人や近所の目や声が
極端に少なくなった結果
よりどころがなくなっていると指摘を受けました。



確かにそうです。




本当に取り戻したい。





もうひとつ韓国人から
学んだのが教育についてです。



1人が兵役経験者だったのですが
つらい2年間だったが
兵役という厳しい環境によって
社会能力がとてもつき
社会貢献についてなど
いろいろなことを学ぶことができたとのことです。



厳しい教育が
日本にも必要ではないかと



今日本では
先生にため口で話す子供が
増えているそうです。
韓国やスリランカでは
考えられないそうで
先生が子供に手をあげないことも
考えられないそうです。




私は父親からも先生からも
愛の鞭をたくさんいただき
そのことについても感謝しています。


もちろんやりすぎた教師によって
痛ましい事件がおこったことも
忘れてはいけませんが



教育の在り方
子供たちにとって
何が一番か


もう一度考え直さなければならない
状況にあります。




歴史を学び
日本を再考することも大切ですが



他国の方とお話しすることで
横の広がりももって
国を考えることも非常に大切だと
肌身を持って学びました。




非常にいい機会を
いただきました。