89歳のお母さんは、「青春18キップ」 で、都庁と江の島に行ってきました。
青春18きっぷは、JRの普通、快速に乗り放題で、1日2300円程度です。通常の普通運賃だけでも6000円程度の距離を乗ったのですが、青春18きっぷだと、1日分の2300円です。
 
【都庁・展望台】
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最初に行ったのは、都庁。 45階から風景を眺めてきました。
が、晴れていても湿度が高く、遠くは見えません。
富士山も見えませんでした。
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都庁は新宿駅から地下道で繋がっています。
帰りは、動く歩道に乗っているだけで、新宿駅まで帰れました。
新宿から江の島へ向かいます。

東海道線の藤沢駅で、小田急線に乗り換えます。

160円の切符を買い、片瀬江ノ島駅に向かいます。
 
【江島神社】
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片瀬江ノ島駅は、江の島の真ん前にあります。

ウルトラ蒸し暑い日でしたが、適度の海風が吹いていたので、「ドッヒャー」 の 「ドッヒ」 くらいで済みました。それでも、帽子を持ってくるのを忘れててしまったので、お母さんは、ハンカチで帽子替わりです。

橋の歩道を渡ると、参道商店街がありその先に赤い鳥居の江の島神社があります。お母さんにこの階段は登れないので、鳥居の左横にあるエスカレーター(360円)で3つのお宮に参拝します。
 
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最初は「経津宮」です。田寸津姫(タギツヒメ)が祀られています。
お宮の隣に、8角形の奉安殿(200円)があります。内部は撮影禁止でしたが、
パンフレットに全ての写真が掲載されていて説明もありました。

お母さんが江の島神社に来たのは、「小学校の時以来」だと言っていました。

だもんで、ちょっとゴキゲン。

 

再びエスカーに乗って、次に進みます。
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「中津宮」です。市寸島姫(イチキシマヒメ)が祀られています。
イチキシマ姫を祀るお宮は、日本中、摂社の場合であっても赤いお社になっている場合が多いようです。お宮の横には、水琴窟があります。柄杓でお水をたらすと、いい音が響きました。お宮を取り囲む野外の壁に、欄間みたいな彫り物がありました。
 
三度エスカレーターに乗って、江の島の最上部に来ましたが、奥津宮までは、ここからちょっと距離があるので、途中のお店で白と茶色のお饅頭を1個ずつ買って小休止しました。
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「沖津宮」には、多紀理姫(タギリヒメ)が祀られています。
これで、江の島神社の3つのお宮の参拝が完了しました。
メデタシ!
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奥津宮から少し先に進むと、「魚見亭」という大海原がみえる抜群の立地の老舗食堂があります。ここで、海を眺めながら、お母さんはシラス丼を食べました。海ってどれだけ見ていても飽きません。ちょっと強めの風に吹かれながら、食べ終わった後も、心地よくボーっと眺めていました。
ここから稚児が淵の海辺へ降りて、船で帰るつもりだったのですが、食堂のおばちゃんが、「もう船は動いていない」と教えてくれました。お母さんは、降りることができても、登るのは大変すぎるので、海岸に降りて岩屋を見るのも断念して引き返すことにしました。江の島は、登るにはエスカレーターがありますが、帰りは歩くしかありません。おばちゃんは、車椅子でも帰れる階段のない道を教えてくれました。
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おかげで、お母さんは、少し階段を自力で下りただけで、鳥居の所まで帰ってくることができました。

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江島神社参拝記念に、参道のお店で、「鞄」 と 「お箸」 を買いました。お母さんはパープリン星から来た宇宙人ですから、どこで買ったかすぐに忘れます。なので、お箸には、「江の島」 と 「みやの」 と名前を入れてもらいました。
今まで、お母さんは、多賀大社 でいただいた長寿箸を毎日使っていましたが、この日の夜からは、このお箸を使うことにしました。先っぽの黒塗り部分は滑り止めのザラザラ塗りになっているので、使い良いようです。
 
帰りは、藤沢から茅ヶ崎、八王子を経由して夜9時頃帰ってきました。
 
以上