きむら@小樽 小樽の住宅地。蕎麦の中の蕎麦が味わえます。 | 日本中を食べ尽くす!!ミトミえもん食べ歩きブログ

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小樽の繁華街から離れた高台の住宅地、幸というエリアにある一軒家の蕎麦店がある。名前は『きむら』、住宅街に溶け込むというよりも、住居そのものといったイメージ。ご夫婦で迎えてくれることもあり、まるで知り合いの家に遊びにきたような錯覚におちいります。その印象に少しの間違いはなく、自宅の1階を改装して蕎麦店をオープンさせたのだとか。道内の農家から仕入れた蕎麦を毎日自家製粉、そんなこだわりの蕎麦をいただいてみましょう。



まずは「そばがき」から。シルエットの美しきそばがきで、蕎麦の実が上に散らしております。その実は中にも練り込んでいるほど粗挽きで、蕎麦の持つ風味を全面に味わうことができます。



まるで山芋が入っていると勘違いするほどの粘り気の一方で、口の中に入れると蕎麦の風味とともにとろけていくようです。ぜひ塩と食べてみて欲しいです。



「せいろ」にも同じ印象で、風味の強さが特徴で食感もしっかりしたもの。つけだれは鰹の風味が強いめだが、これを相手にしてもなお蕎麦の風味がしっかりと残ります。



「とりせいろ」もいただきましたが、こちらの甘辛いつゆの場合も同様。ちなみに、知床鶏と道産の白ねぎ、三つ葉、蒲鉾など地産地消の素材で構成されておりました。ご馳走様でした!