大阪のカレー店『辛来飯』、これで”カーライス”と読みます。”辛”さが”来”るご”飯”ってことと”カレーライス”のダブルミーニングですね。さすが大阪っていうユーモラスなネーミングです。だが、もっと面白いのは我々を迎えてくれるおばちゃん。もう絵に書いたような大阪のおばちゃんという感じで、タメ口であることに全くの違和感を感じません。笑
「注文どないする〜?」「チキンと1本、辛口で!」
常連さん達は慣れた雰囲気で注文をしていく。カレー自体は辛口と甘口とシンプルなものだが、カツ、海老フライ、白身フライ、ハンバーグとトッピングの種類は多い。その中にあって、チキンとウインナーのカレーが一番人気。この組み合わせで、チキンとソーセージの本数を言えば注文は完了です。
カレーはどっしりとした粘度の高い日本的なカレー。この種の懐かしさを感じるカレーは、きっと一生食べ飽きることはないでしょう。笑 辛さの秘密は一味系のもの、日本カレーに日本スパイスを合わせております。
トッピングのチキンには花が咲き、ソーセージは串に刺さっております。これらが手で食べることを可能にしております。唐揚げはしっかり火の入ったもので熱々、素揚げしたソーセージは細いシルエットに反して味がしっかりしてます。
カレーがなくとも、トッピングと白飯だけでも満足出来そうです。そして、何より「辛さは大丈夫?」「ルー足りてる?」と世話を焼いてくれるのが魅力。ほっこりさせていただきました、ご馳走様です。