南青山にあるフレンチレストラン『プレヴナンス』へ。“Prévenance”は日本語で「先を見据え、行動すること」という意味。料理界の未来を引っ張っていくという強い意志なのかもしれませんね、また、日本人的なおもてなしの精神に通ずるものも感じられますね。
日本のエッセンスには国産にこだわる食材にも含まれ、料理の説明の中から生産者を大切にしていることも伝わってきます。ミトミえもんも初めての出会いとなるような珍しい食材もあり、きっと生産者との密なコミュニケーションが仕入れを可能にしているのでしょう。これら食材は主役になり、ソースになりと様々な表情を見せてくれます。あくまでフレンチの技法を前提にしており、国産食材を楽しむことができるフレンチレストランになっております。
ディナーコースのラインナップはこちら。
「アボカドとズワイガニのワカモレ、海苔のチップス」
「ひよこ豆のパニス」
「ワカサギのフリット」
「バターナッツのスープと玉葱のフラン」野菜の風味を上手に活かしたスープ
「〆鯖」柑橘で締めた爽やかな〆鯖。ナスタチウムの葉が華やかに、青柚子の香りが爽やかさを増強。
「手長海老と白身のすり身」ソースは自演自作の海老の殻のソース。ちぢみほうれん草は色彩にも味にもアクセントを。
「蓮根餅とフォアグラ」マデラ酒のソース。それぞれの食感のコントラストがとてもユニーク。
「スギ」初めましてですがスズキ科の魚だそう。しっとりとローストされており自身の脂だけ十分に美味。そんなところに、木の子の白ワインソースで十分な味付けを加えております。
「鴨」京都産の鴨。ソースは牛蒡を様々な姿に変化させて食べさせる。
「自家製プリン」
「モンブラン」