ウルフギャングといえば?
多くの人がニューヨーク生まれのステーキハウスを思い浮かべるかもしれません。だが、このステーキハウスのウルフギャングとは全く異なる、ウルフギャングさんのお店がロサンゼルスにもございます。そのシェフのお名前が「ウルフギャング パック」さん。ステーキハウスと同じように、シェフの名前で日本展開しているので馴染みの深い人も多いかもしれません。そのパック氏が1982年にロサンゼルスにオープンさせたのが『Spago(スパゴ)』。その成功からアメリカを代表するシェフのひとりに数えられます。
パック氏は日本好き!?
料理はカリフォルニア料理にカテゴライズされるが、和牛や地鶏などを積極的に取り入れるなど、ところどころに和のエッセンスが。挨拶代わりに提供されたコーンカップに胡麻や味噌が使われており、中身のツナのタルタルの味を引き立てます。
注文したのは「烏賊墨のガルガネッリ」と「ステーキ」。前者はパスタサラダのようなアウトプットだが、豪快に投入されるロブスターと、イカ墨を練り込んだパスタの力強さが存在感を発揮します。味付けも濃厚で、ワインとの相性は疑うべくもございません。
ステーキも同様で、炭の香り、塩の強さ、肉の力が存在感を作り出します。ちなみに、これはアメリカ農務省(USDA)の最上グレードに認定されたビーフでございます。そして、赤ワインのソースもまた当然のようにワインとの相性を作り出しております。
《店舗情報》
SPAGO(スパゴ)
3500 Las Vegas Blvd S, Forum Shops at Caesars, Las Vegas, NV 89109-8900
+1 702-369-6300