今日もうだるような暑さでしたねえ。でも、私は今日は楽しかったので、ルンルン気分!

 

備忘録となっているこの日記です。いってみましょう。

 

 

 

 

昨日の月曜日。私はヒデコ叔母とお会いしました。叔母といっても6歳しか違わないので、姉妹のような感じです。大宮で4か月ぶりにお会いしました。ルミネの中の洋麵屋「五右衛門」でランチ。冷しゃぶの麺を頂きました。近況報告や健康の状態、それに昔話をたっぷりと。最初にお会いしたのは、私が高校生の頃でした。その頃、叔母は叔父のところにお嫁に来たのでした。あれから、色々ありましたが、一緒に美味しいものが今でも食べられて幸せです。場所を移して、「五島軒」でコーヒーゼリーパフェを頂きました。昔話ができる人が、まだいてくれるので幸せです。また、お会いできればと思います。

 

 

 

 

今日の火曜日。「ワンピース・オン・アイス」2023年公演の上映会に行きました。銀座の丸の内ピカデリーです。昌磨君、真凛ちゃん、無良君、理華ちゃんの舞台挨拶付。私は寒いのが苦手で、アイススケート場には行ったことがないのですが、映画館なら大丈夫かなと思って、チケットを自分で取りました。昌磨君が現役引退して、私って、こんなに昌磨君のファンなのだという気持ちを思い知りました。私は芸能界にもあまり興味がないし、誰かに肩入れするという性格ではないのですが、昌磨君は特別。今日ははじめて生の昌磨君を見ることができて、感動しました。これまでも、気分がすぐれない時、落ち込んでいる時も、昌磨君の演技を見ると癒されて、安心して眠ることができました。昌磨君には本当に感謝しています。今日の「ワンピース・オン・アイス」は、本当にハラハラドキドキして見ました。昌磨君がルフィーになり切っているのに、驚かされました。性格はかなり違うのにね。真凛ちゃんも、無良君も理華ちゃんも配役、ピッタリだなあと。本当に良い物を見させて頂きました。ありがとうございました!再演、頑張ってください!

 

 

 

 

さて、私は武西良和様が個人詩誌「ぽとり 第74号」をお送りくださったので、読みました。

今号の特集は「揺する、揺れる、振動」

 

ここでは、詩作品2篇をご紹介させて頂きたいと思います。

 

「ハゼノキ」

 

直に触れると危ない

夏場には特に強く

激しい

 

深紅の葉をすっかり落とした

冬の今が閉じこもって

隙だらけ

 

一本の木から出た幾本もの枝先には

蔓が巻き付き

取り囲み

隣の竹や別の木にもつながって

木の形がゆがんでいる

 

鋸の刃を当てて切っていくと木は

音を立てて倒れる・・・

おっと

引き留める蔓

 

倒れかけた弾みに木は

枝ごと蔓ごと

ユラユラ

次第に動きを止めていく

 

引き留められた木は枝とともに

今度はその重みで蔓を

引きちぎろうとし始める

 

力の逆転

生命を失いかけた木の

残された形

 

  〈初期形〉2022年1月30日(日) 午後2時00分 コーチン駐車場にて

   ナシに袋掛けを思い出しながら。

 

 

「木の影」

 

一年ごとに背が伸び

広がり

覆い尽くそうとする

 

これ以上

もう何も来させないぞと

伝えている

 

夏から秋そして

冬に進むにつれて長く

大きく

逆に畑は

日に日に小さく

 

木よりも先に場所を

占有する影

木の廻りを西へ

そして北から東へと移動しながら

範囲を広げ

 

草むらに映った影は

雲の速い動きに

びくびく揺れ

メジロの

鳴きとよむ声にも揺さぶられ

 

風が吹くと影は足もとの草に

煽られ

古に乱反射し

沖に浮かぶ漁り火となって

波に揺れる

 

  〈初期形〉2021年12月18日(土) 午前10時35分 トヨタ梶取店にて。

   『ウンガレッティ全詩集』(岩波文庫) P392「黒の成就 ブルトンに」より閃く。

    また万葉集巻⑦1194の藤原卿の歌も影響している。

 

 

武西良和様、ご恵贈ありがとうございました。

「ハゼノキ」 まさに力の逆転ですね。生命を失いかけた木の残された形なのですね。

 

「木の影」 木の影の移り変わりは見ていて飽きないでしょうね。草むらに映るだけでなく、古に乱反射して

沖に浮かぶ漁り火となって波に揺れるのですね。幻想的ですね。

 

 

ありがとうございました。ますますのご健筆とご活躍をお祈り申し上げます!