8月にスイスのシャンペリーでアイスショーがあるのですね。「魔法使いの弟子」とか、「ハリーポッター」とか。ステファンや昌磨君は何を滑るのかなあ?昌磨君には、優勝しなくてもいいから、オリンピックで「タイムラプス」の完成形を見せてほしいなあ。もっと派手で高揚感のある曲の方がいいという方もいますが、私は「タイムラプス」、好きです。勿論、モチベーションの維持の難しさも分かっているので、ないものねだりなのですが・・

 

 

備忘録となっているこの日記です。いってみましょう。

 

一昨日の水曜日。私は区長選挙の期日前投票をしてきました。

主人が所要があって出かけたので、私はお店番。当店のお客様の入りはボツボツと。黒い帽子のお兄さんも見えました。「日本の古本屋」からは、「万物は流転する」「日本全史」にご注文が入りました。ありがとうございます!私はお店番をしながら、本の相場を調べる仕事をしました。本の登録も3件しました。

 

昨日の木曜日。私は代々木の歯医者さんに行きました。メンテナンスです。次回は2か月後。

当店のお客様の入りはボツボツと。豚の角煮が上手なお兄さんも見えました。「日本の古本屋」からは、「回想の天野和夫」「中国の古典シリーズ4」「海を渡った日本人」にご注文が入りました。ありがとうございます!私は本の相場を調べる仕事をしました。主人は本の発送と整理に務めました。

 

 

今日の金曜日。当店のお客様の入りはボツボツと。豚の角煮が上手なお兄さんも見えました。主人の体操仲間の方も見えました。「日本の古本屋」に登録していた「『私』という男の生涯」が店頭で売れました。「日本の古本屋」からは、「麻薬・覚せい剤事犯に関する裁判例」「契沖の生涯」にご注文が入りました。ありがとうございます!私は本の相場を調べる仕事をしました。主人は本の発送と整理に務めました。

 

 

 

さて私は長瀬一夫様が詩誌「潮流詩派 277」をお送りくださったので、目を通しました。

 

ここでは、長瀬一夫様ご自身のお作をご紹介させて頂きたいと思います。

 

「二部学級」

 

わたしがまだ学校が嫌いでなかった頃、

二部制の午前学級の時は、

線路わきの土手が、大切な遊び場でした。

学校では線路で遊ばない、線路に近づかない、

きつく注意を受けていたのですが、

ここらの生徒達は誰も守り、

真に受ける者などおらず、

陣地取りに躍起となる程でした。

 

鉄道の線路に錆びた鉄くぎを置いて、

手裏剣にしたり、

土手わきで、

かわるがわる、相撲を取ったりしていました。

そうです、

栃錦と若乃花の大一番が、

ここでは、だら安(安易で安価)に見られたのです。

 

ピッピッピー、

キッキッキィーキーッ、

汽車が汽笛と急ブレーキを掛ける音を聞くと、

急いで、列車下へと向かいます。

近くの踏切事故か、

まれに飛び込み自殺もあるぐらいは、

町なかの子供たちは、慣れっこでした。

 

停まった客車の窓に向かって、

手を振るのです。

すると、

気まぐれに、

チョコレートやキャラメルを、

投げてくれる時があるのです。

そう、戦利品は、

兄弟であっても、絶対に分け与えません。

 

再び汽車が動き出すと、

自宅へと戻り、ランドセルを背負い、

学校へと向かうのでした。

そうそう、

時々は午前と午後を間違えて、

給食だけ食べて、

帰ってくることも

ありましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長瀬一夫様、ご恵贈ありがとうございました。

線路わきの土手が大切な遊び場だったのですね。ちょっと危ないなとも思えますが、そういう時代だったのでしょうね。今となっては、懐かしい思い出なのですね。チョコレートやキャラメルの戦利品、当時は嬉しかったでしょうね。私は少し、時代が遅いですが、子どもの頃、駄菓子屋に通った嬉しさは覚えています。二部学級もほんの少しだけ、経験しましたが、ちょっと懐かしいです。

 

ありがとうございました。ますますのご健筆とご活躍をお祈り申し上げます!