昨日、今日と寒い日が続きますねえ。真冬に逆戻り。

 

備忘録となっているこの日記です。いってみましょう。

 

一昨日の水曜日。当店のお客様の入りはボツボツと。「日本の古本屋」からは、「画家の生活日記」「人生の短さについて」にご注文が入りました。ありがとうございます!私は本の相場を調べる仕事をしました。主人は本の発送と整理に務めました。

 

昨日の木曜日。主人は所要があって外出し、私は終日、お店番をしました。当店のお客様の入りはボツボツと。豚の角煮が上手なお兄さんも見えました。「日本の古本屋」からは、「トーネットとウィーンデザイン」「大戦末期航空決戦兵器」にご注文が入りました。ありがとうございます!主人は夜まで帰ってこなかったので、ずっとお店番でした。

 

今日の金曜日。当店のお客様の入りはボツボツと。豚の角煮が上手なお兄さんも見えました。「日本の古本屋」からは、「ボストン美術館の至宝」「戸坂潤全集 全5巻揃い」にご注文が入りました。ありがとうございます!私は本の相場を調べる仕事をしました。主人は本の発送と整理に務めました。

 

 

 

 

さて、私たちの同人誌「ひるま会 6号」が手許に届きました。年に1回の発行です。比留間先生がお亡くなりになってから、比留間先生の最後の生徒さん達で始めた同人誌です。今年は6号になりました。

 

恥ずかしながら、私自身の作品を2篇、ご紹介させて頂きたいと思います。

 

「大号泣した母」    杉野紳江

 

八月七日は 父の命日

十五年前に 父が他界した時

母は 大号泣

本当に仲の良い夫婦だった

 

母は 昔 結核患者

父は結核専門の医者

医者と患者で 大恋愛

ー君程度の結核なら 僕が治せる

 

大号泣していた母に

幼稚園児だった孫のケンちゃんが

ーおばあちゃん 号泣しても

 おじいちゃんは 戻ってこないんだよ

 

母はピタッと泣き止み

ケンちゃんに微笑んだ

ー号泣なんて言葉

 どこで 覚えてきたんだろうね?

 

四年前に 母も亡くなり

今は お墓に 二人仲良く眠っている

今日 父の命日には 好物の

鳩サブレと 午後の紅茶でも供えようか!

 

   夏深し父の命日手を合わせ

 

 

「出雲大社」

 

神無月の十月

出雲に旅をする

八百万の神々が集合して

出雲は神在月になる

 

 天照大御神に頼まれて

 ここ 地上の国を譲った

 大国主大神

 返礼に出雲大社を賜る

 

 大国主大神は

 出雲大社に鎮座し

 目に見えない世界を

 司る神になられた

 

神在月の十月

確かに

ご神気が満ちている

広大な出雲大社

 

華美な装いはなく

日本最大級の

しめ縄がかかるお社

いたってシンプル

 

懐かしい日本の古里

原型を感じるお社

どこからか 太鼓や笛の音で

舞う神々が 現れてきそうだ

 

   秋深し出雲大社に神気満つ

 

 

読んで頂いて、ありがとうございました!