荷物を運び込んだあと水の元栓をあけ忘れたのに気がつき事件が起きました。
懐中電灯片手に元栓の蓋を開けたら・・・
「ブ~~ン!」
となんとも不気味な重低音。
瞬時に何か危ない虫だと悟りその場を後ずさり。
ライトで遠くから照らしたらなんとスズメバチが蓋の内側に巣を作っているではありませんか!
一匹しかいないので女王蜂がここだ!と決めて巣を作り始めたばかりのよう。
まだ1段目しかなく、巣穴も10個もないぐらい。
とりあえず急いで納戸から唯一あった殺虫剤のゴキジェットを持ってきて待機。
このままでは水が出せない!
様子を伺っていると蜂が飛び立った。
しかもこっちにゆっくりと向かってきた。
あせってゆっくり後ずさりしていくとすぐに玄関方向に飛んでいった。
心臓がバクバク
何処に飛んでいったのか羽音も一切聞こえなくなったのでこの隙にと巣にゴキジェット噴射。
その後巣を「えい!」とスクレーパーではたき飛ばして跡形もなく除去し、無事水元栓をOPEN
心臓のバクバクがいっこうにおさまらないし、手も震える。
アドレナリンが分泌されたようだ。
とにかくどこかに行ったスズメバチが戻ってきたらどうなるのか心配だが、いったん部屋に入ろうと玄関に向かったら
「ブ~~~ン!」
またあの重低音。
玄関外灯の近くを飛び回っている。
これでは家に入れない。
とりあえず遠くからゴキジェットを噴霧してみるが霧がスズメバチにかかってもいっこうに反応しない。
仕方無しにベランダによじ登り窓から家に入り、玄関のすぐ横にあるトイレの窓から網戸越しに様子を伺う。
暗くてよく見えないが羽音が行ったり来たりしている。
羽音が聞こえる方にゴキジェットをシュッシュしてみるが空振りしているのかブンブン飛び回っている。
と次の瞬間目の前の格子に飛んできてとまった。
網戸越しとは言えあまりの至近距離に心臓が飛び出そうなぐらいドキッとしたがこれはチャンスとゴキジェットを吹きかける。
バッチリヒット。
でもブンブン飛び回っている。
ゴキジェットは効かないのか?
しばらくするとその羽音がおかしくなってきた。
「ブブブブ! ブブブ!」
飛んでいるというよりはどこかの枝に止まって羽を一生懸命動かしている
「弱ってきたのか?」
しばらくするとその羽音も
「ブブ! ジジジ! ジジ・・・」
シーンとした。
でも何処にいるのか
何処で死んだのか。
生きていてただじっと止まっただけなのか解らない。
ガスの元栓も開けたかったが、とても恐ろしく夜は外に出るのを断念。
しばらく手の振るえも止まらず心臓はバクバクのまま。
あまりのショックに呆然としていると妻が
「虫ごときで情けない!」
と一言。
スズメバチの恐ろしさを知らないらしい。
翌朝、そ~と外をあちこちの窓から伺いとりあえず気配はない。
ゴキジェット片手にガスの元栓をあけ、家の周りをぐるっと調査。
とりあえずはいないようだ。
でも、死体が見つからない。
ゴキジェット効果で死んだのか、それともどこかで生きているのか・・・
昨晩はたき飛ばした巣も森の中では落ち葉に同化かして見つからない。
うろうろしているうちに昨日網戸越しにバトルした窓のすぐ下に死んでいるのを見つけた。
これで一安心。
その近くの軒天井下にはかなり以前のものとおもわれる巣が残っていた。

違う種類の蜂の巣だろうか。
同じく一段しかないのは、同様に駆除されたのだろうか。
それにしてもここはスズメバチが好む場所なのだろうか。
完全にトラウマになってしまった。
「ブ~ン」という重低音の羽根音を聞くと脳裏にあの遭遇した時の恐怖がよみがえってくる。
しばらく元栓の蓋開けるの恐いな・・・