父親の実家は廃墟になっていると聞いていましたが、33年ぶりにどうなってるのか確かめてみることにしました。母親を乗せて40分で安心院IC、石橋で有名な町と知り、道中のいくつかの明治大正時代の石橋を散策です。実家の入り口は誰も坂の上に家があることなど想像がつかない状態です。坂を登っていくと、少年時代に毎年訪れていたあばら家がありました。人がすまなくなって何十年なのか、家の中には竹が生え、動物が根城にしているような糞の塊、まさに廃墟を探検する冒険気分でした。かつて祖父の兄がいた家には習志野ナンバーの車があり、訪ねてみると空き家バンクで購入した若者が住んでいました。一人でリフォームしながら住んでいるようです。その道中には、曾祖父の石碑がありました。曾祖父は校長先生だったと聞いたことがありますが、本当だったようです。自分のルーツをたどる旅の様相もあり、感慨がありました。ついでに近くの棚田百選の場所も観覧し、帰路につきます。3時間ドライブでファミリーヒストリーを感じる小旅行でした。