清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)と聞いて、皆さんは何を想像しますか?
先日、京都駅で先生のお買い物にお付き合いをしていましたら、以前に和菓子の番組で紹介されていた、日本の和菓子の源流とも言える『清浄歓喜団』を発見しました(≧▽≦)
■清浄歓喜団|亀屋清永
http://www.kameyakiyonaga.co.jp/prod.php?prod_id=1
■清浄歓喜団について
時代を逆のぼり奈良時代、遣唐使が仏教の伝来と共に日本へ持ち込みました唐菓子の一種「団喜」でございます。
この清浄歓喜団なしに和菓子の話を語る事は出来ません。
亀屋清永はこのお菓子を製造する唯一の和菓子屋でございます。
お味は、こしあんに「清め」の意味を持つ7種類のお香を練り込み米粉、小麦粉で作りました生地を金袋型に包み純正の胡麻油で二十分、揚げて作ったお菓子でございます。
略してお団と言い、遠く奈良時代、遣唐使により我国に伝えられた唐菓子の一種で、数多い京菓子の中で、千年の歴史を昔の姿そのまま、今なお保存されているものの一つであります。
唐菓子とは「からくだもの」と呼ばれ、仏教と共に我国へ伝わり、天台宗、真言宗などの密教のお供えもので、当時は、とても一般庶民は口にすることは出来ず、貴族のみに与えられたものであります。
七種の香を入れて包み、そのほのかな神秘な香は仏教で言う「清め」の意であり、八つの結びは八葉の蓮華をあらわし、形は金袋になぞらえ、たぎった上質の胡麻油で、揚げてあります。
伝来の当時は中身は栗、柿、あんず等の木の実を、かんぞう、あまづら等の薬草で味付けしたらしく、小豆餡を用いるようになつたのは徳川中期の後であります。
弊店はその秘法を比叡山の阿闍梨(あじゃり)より習つたと伝えられ、月の一日、十五日を中心に調製します。
勿論精進潔斎の上調進することは昔も今も変わりはございません。
以上、ホームページより♪
実は先日に厄払いで行きました春日大社では、遣唐使より伝わった唐菓子が、今も神饌としてこ奉納されています。
春日大社に伝わった唐菓子は何十種類もあり宮司になるためには、全種類の唐菓子ができないと宮司にはなれないそうで、全てをきちんと作れるようになるには、10年はかかるそうです。
今回、ずっと、いただいてみたかった「清浄歓喜団」をいただき、日本の和菓子のルーツを味から知る事ができました。
因みに、お香が練り込まれていますので、箱から取り出していただく時にお香の香りがしますが、一言で表しますと「仏壇に置きっぱなしにしていた固くなったお饅頭」みたいです。
ただ、それが過ぎると高貴な味わいが口いっぱいに広がり、とても美味しいお菓子です。
是非、皆さんも日本の和菓子の源流の「清浄歓喜団」を召し上がってみてはいかがですか?このお菓子から日本の和菓子が始まった事も知れますし、昔の貴族の方がいただいていた事を知り、教科書や資料ではなく奈良時代からの味をご自身で感じてみてはいかがでしょう。
唐菓子 - Wikipedia
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%94%90%E8%8F%93%E5%AD%90

