昨日はおかげさまで東邦大学佐倉看護専門学校での講義を無事に終える事ができました。
海外では当たり前の当事者による講義、日本では私たちが初めてと言う事で手探りで講義を行っています。
今後、この講義を受け医療現場に出ていく看護士さんたちの動向を調べて、よい結果が出たら継続して当事者による講義を続ける事になります。
いまは、ここ1校だけの試みがやがて、全国の看護学校に広がり患者の立場に立った心遣いのできる看護士さんが増える事を願います。
昨日は最初に石井先生だけ教室に入り、アルビノを事前に調べてきたか?知っているか?知らないか?と生徒に聞きみんなで意見したあと「それではアルビノの方に来ていただきましょう」となり、私と橋本さんが入り前半を私、後半を橋本さん、双方の講義のフォローを石井先生にしていただきました。
医学書に載っている、アルビノは一言でいいますと「かわいそうな当事者」でも実際の私たちは、こうして元気に暮らしています。
日本の医師は知らない病気を「知らない」とは言えず、知ったかぶりをして平気で「この子の目は一生見えない」とか「皮膚癌が怖いから日に当てない」とか「この子は長く生きられないでしょう」などと平気で誤診をします。
医師にとっては、何千、何万といる患者のひとりにすぎないかもしれません。
でも、私たちにしてみたら、その先生を頼って行くのです。
もし、その先生が誤診をしていても、それを信じてしまいます。
そしてしなくてもいいことで悩み、苦しみ結局、困るのは私たちです。
だからこそ、医療現場にもっとアルビノの事を知っていただく必要があります。
地域による情報の格差もなくしていけたらとも思います。
医師には小さなプライドを捨てていただき、大きな心で知らない時には「知りません」と言ってほしいです。
知らないなら、そこで専門の医師に連絡を取り、私たちと専門医をつないでほしいと思います。
まだまだ、始まったばかりの、看護専門学校での講義、これからどんどん医療現場に私たちの言葉を伝えさせていただける機会を与えていただけたらと思います。
石井先生も私も思う事は、医学書に載っている情報が全てではなく、実際に当事者と会って自分で見聞きした事を自分で考えてほしいと言う事です。
たった一言で、人の人生を左右する事があります。
人の命を預かる医療従事者として、真実を伝えられる人になってほしいと思います。
例えアルビノの事を知らなくても私たちは、その先生を攻める事はしません。
それよりも、知らない事を、知ったかぶりをして平気で誤診する事の方が私たち当事者にとって一番してほしくない事です。
どうか勇気をもって知らない時には「知りません」と、言って下さい。
あなたの一言が、私たちの人生を変える事があるのですから。