たった一人の野球部員 | アルビノ白くまのぽかぽか日和ヾ(=^▽^=)ノ

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アルビノという個性と共に暮らしています。

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私の現場に移動してきた、高山さんと一緒に仕事をしていた時にネットの話しになって、高山さんが「先日、ネットを見ていたら自分が昔に載った新聞記事を紹介してくれている人がいてビックリしたけど嬉しかったよ♪」と聞いて、その記事の内容を仕事中と言う事もあり少しだけ、お聞きしました。

少しだけ聞いただけでも、いいお話だったので家に帰りブログを調べてみましたら、高山さんが言っていた以下のブログと出会いました。


ひでゆきのブログ
http://ameblo.jp/h-shiida/day-20110501.html
2011-05-01 16:13:35
たった一人の野球部員


内容を読ませていただき感動しました。

更に調べましたら、すでに絶版になってしまった以下の本と出会いました。


1990年7月 発売
出版社: 神奈川新聞社
神奈川新聞社運動部 (編集)

熱球伝説 かながわ高校野球史
(かもめ文庫(36))


本のもくじに高山さんの記事が、ありました!


Ⅳ 神奈川を制する者は -甲子園戦法変えた原野球-

たった一人の野球部員 大船工技・高山直行主将

99ページ


早速、古本を取り寄せて読んでみました。

内容は


県立大船工技は、生徒数400人足らずの小規模校である。野球部もこれといった実績を残していない。それどころか、1979年には部の存続に大ピンチが訪れたのである。
その年の秋、どうにかそろえた部員はわずか九人。
新人戦に臨んだものの、地区予選リーグは大敗の連続で、部員は次々と辞めていった。
「気がついたら、残っていたのは僕一人だったんです」というのは夏の大会に捕手で出場した高山直行。

その日から、さして広くないグラウンドに、白いユニフォームの高山だけが目立つようになった。
グラウンドの一方の隅へ力いっぱいの遠投を始める。用意した20個ほどのボールがなくなると、一方へ走って行ってボールを拾い、再び投げる。学校の周辺を一人で黙々とランニングする。一日も休むことはなかった。
「苦しかったけれど、辞めたいとは思わなかった。悲壮感なんてない。気分は楽しかった」。
゛たった一人の野球部員゛の情熱に、当時の部長・黒田政一教諭は胸を打たれた。「とにかく来年、チームを作るから」と約束した。生徒会も次年度の活動費を認めた。だれもが高山の汗を流す姿を知っていたからである。

翌年の夏、捕手の高山主将を除くと、レギュラー全員が一年生の大船工技は大会に臨んだ。結果は一回戦コールド負けだった。高山の目から大粒の涙が落ちていた。大会に出場できた感慨が、後から後から涙をあふれ出させた。

高山がいなかったら、大船工技の野球部はつぶれていた。毎年、新入生への入部説明会では、必ず野球部の゛中興の祖゛高山のことが話に出る。

部員が100人を越す大所帯の強豪校もあれば大船工技のように九人ギリギリで大会に臨むチームもある高校野球。


この話を読んで感銘を受けたので、高山さんに本を差し上げました。

高山さんは「最後の年に甲子園でも行っていたらよかったのにね…」と言っていました。

高山さんは甲子園へ出場すると言う夢を残念ながら果たす事はできませんとした。

写真を見て「懐かしいな~♪このピッチングマシーンは工業高校だったから生徒で作ったんだよ!最初160キロも出ちゃってさ~!あとキャッチャーをしているのが自分だよ」と教えて下さいました。

たった一人だった時には、お父さんもバッティングの時のピッチャーとして来てくれたそうです。

そして、この話はこれで終わりではなく、高山さんは実は今も千葉を中心とした社会人リーグで野球をやっています。

なんと今年の夏のマリンシリーズでリーグ優勝をなさいました。

更には甲子園ではありませんが、千葉ロッテマリーンズの本拠地のマリンスタジアムで試合をなさったそうです。

約30年以上の時を越えて夢を果たす事ができたのです。

高山さんのお話は、自分が信じた夢を例え、たった一人になっても成し遂げようと努力し、その努力にまわりが動かされたのだと思います。

夢はあきらめてしまえば、そこでおしまいです。

ですが、あきらめずに持ち続ければ、いつか夢も叶う時がくるかもしれません。

その夢が叶うのが、明日なのか?それとも数十年も先なのか?分かりません。

どんな夢でも叶うと信じて、誰にも知られなくても、たった一人になっても自分の信じた夢に向かって努力する事が大切だと思いました。

夢は結果が大切ではなく、その夢に向かい努力する熱い思いが、本当の夢なのかもしれないと高山さんのお話から学ばせていただきました。


私もアルビノの本を出版させていただくという夢をもって、今日も一日、小さな努力を積み重ねていきたいと思いました。