本当の仕事(^-^) | アルビノ白くまのぽかぽか日和ヾ(=^▽^=)ノ

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アルビノという個性と共に暮らしています。

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今年に玄関で正座をして指をついて亡くなっていた方を看取られた方のお話を書かせていただきましたが、今回も心温まるお話を聞かせていただき、私だけの心にしまっておくのはもったいないので書かせていただきますね。

この方は先月の19日から正式に仙台支社への転勤が決まりました。

私が転勤のお話を知ったのが前日の夜、本人が聞いたのが前日の昼だったそうです。

私は「大きな会社って、こんなふうに突然に転勤を言い渡すんだな」とビックリしました。

本人も薄々わかっていた様で「いまの支社も頑張ってくれたんですが、もう何年も断っているから無理なんですよ、もう白くまさんの講演会にもなかなか行けなくなりますね」と哀しげに話されている姿を見て、私もどうする事も出来ずに黙っているしかありませんでした。

そして、転勤当日の19日、私はヨハンナさんと石井先生を見送って、すぐお友達が来る羽田に向かいました。
その途中で、その方がこれから仙台へ向かう新幹線に乗ることを知りましたが、見送りすらできませんでした。

その方が仙台に行って数日が経ち仙台でのご様子をご連絡いただきました。

仙台でも会社に頼んで「患者さんといつも関わっていたい」と言う事で、末期ガンの方の在宅介護と支社でのヘルパーさんたちへの技術講習の講師の仕事とデスクワークをこなしながら慣れない仙台で仕事をしていました。

そして、久しぶりに一昨日、ご連絡をいただき仙台での支社のみなさんからの歓迎会や休日の塩竈神社や松島や山寺などのお話を聞かせていただいていると「白くまさんにお知らせがあります。私、東京へ帰る事になりました」と話してくれました。

私は「え!会社って一度正式に決めた事を、そんな簡単に変えられるんですか?」と聞きますと「普通は、そんな簡単には変えられませんよ、私だって仙台まで引っ越しもしましたし、会社主催の歓迎会までしていただき、通常は仙台での転勤期間は5・6年が平均ですからね」と言うので「じゃー、ちょっとだけ研修か何かで東京に来るんですね」と聞きました。

すると「本当に転勤の、お話はなくなってすぐに、今度は東京本社勤務になりますからね」と喜んで言っていました。

「ではいったい何があったんだろう?」と考えていると事情を説明して下さいました。

この方が、いままでこちらで担当していた末期ガンの患者さんたちが、突然にこの方が来なくなってしまい、他の新しい担当者が来ても介護や食事まで拒否してしまったそうです。

末期ガンですから食事をとらなければどんどん衰弱していきます。
いのちに関わる事なので急遽、点滴で栄養を補給する事になったそうなんですが、その患者さんたちが「その方に自分の最後を看取ってほしい」と態度で訴えたそうです。

本当に命懸けの訴えで、それを身近で見ていたご家族(代表の3家族)が会社に懇願して会社もそれを受け入れて、仙台支社転勤の話がなくなったそうです。

私は、このお話を聞いて本当に胸がいっぱいになり、こんなにも素敵な方に、いつも活動を応援していただいている事に感謝の気持になりました。

「自分の最後を看取ってもらいたい」と願う人って、普通は家族だったり、ご夫婦でしたら相手だったりしますよね。

それを、たまたま仕事で来ている介護士さんに看取ってほしいなんて、この方がどれだけ普段に献身的な介護をなさっているのかが、見なくても分かります。

正にマザー・テレサがしていた様な献身的な介護をなさっている事が、今回の出来事でよくわかりました。

この方の、もうひとつ凄い事は、転勤を依頼されるくらいですから、かなりの役職につかれている事と思うのですが「私はいつも患者さんの傍にいたい」と会社に伝え例外的に現場で在宅介護の仕事を最前線でおこなっています。

そして、本当はこれも会社的にはしてはいけない事ですが「亡くなった患者さんのために涙を流される」そうです。
これは介護職につかれている方には常識的な話しの様ですが、私は凄いと思いました。
だって仕事で働く以前にひとりの人間なんです。

ましてや人の一生の最後を看取るのですから、例え期間が短かったとしても涙は自然に流れると思います。

以前の日記でNHKの番組プロフェッショナル~仕事の流儀~ に出ていた末期専門の在宅看護士の方も「ご家族のために涙を流しました」とテレビで言っていました。
それを、ご家族が何年経っても忘れず感謝しているのです。

それが、本当の事なんですよね。

決まりだから絶対に守らなくてはならないなんて事はないんです。

人のいのちが関わった時は、人のいのちが最優先です。

私もいままで活動では、多くの涙を流してきました。
嬉し涙も、悲しい涙もありました。
みなさんから「そこまでしなくても…」って言われる事もありましたが、でも、ほっとけないんですよね。

私もこの方の様に、みなさんに心から信頼される活動をさせていただけたらと思いました。

人の心は、どんなに体裁をよくしても、綺麗事ばかり言ってもダメなんです。

本当を知り実行する事が大切なんですね。