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昨日、民宿の朝食が8時からだったので7時のバスには乗れず15時26分のバスに乗車する事を決めました。
民宿のご好意で12時まで部屋を利用させていただき、そのあと大きな荷物だけ民宿に預けて参拝をさせていただきました。
でも境内は思っていたより広くないですから1時間くらいで全ての参拝を済ませてしまいました。
そこで、神社の裏にある小さな丸い池の前にあった石のベンチに横になって寝ていました(^-^)
そして、バスの時間の1時間くらい前に石のベンチから起き上がり腰掛けて池を見ていると「となり座ってもいいですか?」と言う声がしてビックリしましたw(°O°)w
ここは神社の裏で、地元の人くらいしか来ない場所だったので「地元の人かな?」って思っていると「どこから来たんですか?」と気さくに声をかけて下さいました。
そして「どうぞ」と席をゆずると首からカメラをぶら下げているのが見えました。
私が「カメラやるんですか?」とたずねると「はい、カメラが好きでやっています。あれ!それはフィルムカメラですか?」私のカメラを見て言いました「キャノンのデジカメですよ」と答えると「私もキャノンなんです♪」と聞きお互い喜びました。
「どんな写真を撮られるのですか?」と私が聞くと「自然とか神社仏閣や電車も撮りますよ♪」と聞いて私と同じ趣味に更にビックリしていました。
その方に「これからどこへ行きますか?」と聞かれたので「15時26分のバスで下市口駅へ行き、乗り換えて奈良駅に着いたら夜行高速バスで東京へ帰ります」と答えると「これから世界遺産の大峯山に寄ってからで宜しければ、私、奈良市内に住んでいて帰り道が一緒ですから奈良まで私の車で送りますよ」と言って下さいました。
そして、お言葉に甘えて車で送っていただく事になり、私たちのドライブが始まりました。
最初は「面白いコンビニ?があるんですよ♪」と言って立ち寄ったのが、見た目が明らかに○ーソンで、あの水色と白いのデザインの中心がなぜか?ヤカンなんです。
今回は名前が変わっていましたが、以前は「モーソン」と言う名前で天川村で唯一のコンビニ?(個人商店)だそうです。
お店の人に大峯山に行くルートを聞いたら「まだ開通していない」との事で、手前の泥川温泉に行きました。
すると電柱の広告に「だらにすけ」と言う何とも奇妙な名前が書かれています。
よく見ると「和漢胃腸薬」と書いてあり、この辺ではかなりメジャーなお薬なんだそうです。
生露丸を小さくした様な粒を一回に30粒飲むのだそうです。
それをお土産で買い、一路奈良へ向かいました。
いくつかの山を越えた時、ある神社が目に入りました。
そこには「日本最古 水の神様」と書かれた看板があり一度は通り過ぎましたが、やはり気になって引き返しました。
ここは丹生川上神社下社と言う神社で、とても面白い建て方をしています。
拝殿の先に永遠に天まで続きそうな階段があり、その上に神殿がありました。
とても興味深い建て方だったので、社務所を訪ねてみると、空のペットボトルが売っていました。
『いのちの水』と書かれたステッカーなのに肝心な水が入っていません。
理由をお聞きすると「それでは、ご一緒に拝殿にうかがいましょう」と言って下さいました。
拝殿に着くと「どうぞ、お上がり下さい」とおっしゃるので、拝殿に上がらせていただきました。
そして、先程のお話に出てきた天まで続きそうな階段の前に置かれた一枚の座布団に座るようにと言われました。
私から先に座らせていただくと、本当にこのまま天まで続いているような、神の世界への入り口の様な感じがして「ありがとうございます」と心の中で祈りました。
二人ともに座り、おのおの感じるものがあったのですが言葉になりません。
するとご案内下さった方が「これなんです、これが本当の『しんとう』なんですよ」と言って下さいました。
いまは、理屈や理論から入る人が多くいますが、本来の神道は自然そのもので決まりなどないんです。
そもそも「神道」と言う漢字すら中国から伝わった漢字を当て字したもので、本来のものではなく神様に捧げる神撰も元々、山や岩や川など神が宿るとされたところに直接置いていたのが、あとから理屈が入り「神様に失礼だから」と言う事で捧げる台やお皿ができ、「神事の際に人間が雨に濡れる」からと言う事でお社を建てお祭りする様になりましたが、本来はそうではなくて、理屈や理論よりも直感や感性で感じ心を解き放ち、心にため込んだ荷物を下ろし、何もかもから開放され神と直接向かい会える場所が神社であるそうです。
でも、元々が自然に対する畏敬の稔とか自然から始まったものですし、八百万の神々と言うように、その人にとって心を解き放つ事ができる場所が、その人にとっての神と向かい合う場所になり心の重荷を下ろし、全てを『感謝すること』がしんとうの大切な教えです。
いまは「パワースポット」とか「ここの神社は何にご利益がある」からと言って『自分のためだけに』神社を参拝される方が多いですが、それはいまの現代社会そのものだそうです「自分さえよければいい、まずは自分」と言う事が当たり前になり「誰かのため、人のため」などと言えば「それは偽善!まずは自分だよ!」と言われる事自体がおかしいのです。
本来あるべき人間の姿を取り戻し、理論理屈ではない、あるがままの感覚を研ぎ澄ましてほしいと教えて下さいました。
そのあと、そこに捧げてあった神選を「直会」としていただき拝殿前にある井戸から『いのちの水』をいただき境内の説明を受けて社務所で地元の方が作られた草餅や柿の葉すしいただいたり、いのちの水で入れた美味しいコーヒーとお菓子をいただきながら神主さんのお話を聞かせていただきました。
ここには書ききれないほどのありがたいお話を聞かせていただきました。
そのあとは、ふたりとも写真が好きなのでいい景色に出会う度に車を止めてシャッターを切り車内ではカメラの話をしながら楽しく桜井市まで行き、オススメの美味しいとんかつ屋さんで食事をしたり、天理教の総本宮に行ったり、そして最後に立ち寄ったのが奈良ホテルでした。
ここは私にとっても特別な場所で、初めての奈良で最初に泊まったのが奈良ホテルで、この方は、なんと!今年の一月にここで挙式をされたそうで私たちふたりにとって特別な場所だったのです。
せっかくだからと本館や新館に入り懐かしさに心が震え、感動していました。
そして、夜行高速バスが出る時間まで少し時間があったので、今まさに開催中の奈良遷都1300年祭のメイン会場の平城京跡を通過しながらJR奈良駅に出発15分前には到着しました。
そうそう今回、ご案内いただいた方は、なんとバスの運転手さんで、だからきっちりと時間を考えて私をひとりで寒空の下を待たせてはいけないと、ギリギリまで案内して下さいました。
本当に神のお導きとしか思えない素晴らしい出会いに心から感謝致します。
ありがとうございましたm(__)m


