こんな時代に誰がした!? | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

大人の寺子屋~次世代継承塾~は30回目を迎えた。

ゲストは社会学者の上野千鶴子さん。

言うべきことをキッパリキッチリ言う稀代の論客として知られるが、

決して声高でない。教条的でもない。

むしろ、穏やかな口調で、優しい物腰だ。

ボクも何度も弄られたが、そこには愛を感じた。

何より、ご本人から「楽しかった」と感想メールが来て嬉しかった。

 

「こんな時代に誰がした?」と上野さんに聞くと「政治家」と即答。

会場の参加者にも聞いてみた。

●政治家と政治に無関心な人

●私たち全員 (特に50代以降の責任大)

●メディア、マスコミ

~ ↑ ここまで複数回答多し~

●政治家を選んだ国民

●裏金作り名人の国会議員

●便利になりすぎ豊かな生活を求め続けた

●こんな時代しかしらない若者に、こんな時代が説明出来ない大人

●世間

●教育 リーダーを育てる教育がない

●GHQ

●明治維新のお歴々

●過去に存在したすべての人

●優しすぎる大人とワガママな子ども

●同じでないといけないという思想

●因習を疑問を持たず継承する人

●疑問を持たない人

●団塊の世代

 

こんな時代だと思う理由も聞いてみた。

●まだまだ男社会

●政治の劣化 戦争の頻発

●自分好みのSNSだけで人との繋がりが希薄

●女性進出を阻んできた制度

●損得勘定

●対話出来る距離でもスマホ頼り

●真から国を想う政治家がいない

●不平不満から始めてしまう意識

●モノが豊かになりすぎて日本人の美徳が失われた

●リーダーがいない

●子どもの貧困

●自分ファーストで他者に無関心

●少子高齢化に無策

●和の叡智を学ぶことを忘れている

●論点をすり替える政治家

●学歴、職歴、生き方…なんでも比較する。

●立場の弱い人を叩く

●自助共助で、公助が機能していない。

●肚を括る。覚悟を決める。本気で取り組む。

 そんな姿勢を持たなくてもなんとなく流されて生きていける時代。

                                     (つづく)

ジェンダーなんて言葉のない時代、

大奥を取り仕切った春日局の墓前で。