満ち溢れることばが役に立つ | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

東京ことば磨き塾(14日)。

初参加が4人。18人の大所帯になった。

 

「思い出は進化する」について語り合った。

●職場に入りたての頃は、何もわからなかった。

 2年経って、出来ることが増えた。出来る幅が増えた。

 気づきが早くなった。気が利くようになった。

 この言葉がどう役立つか、いつも考えている。

 (21歳の青年)

●歌を歌うとき、譜面通り歌うことに捉われていたが、

歌と自分が一致したとき。あるときふと感じた。

●マイナス思考が薄れ、日々進化している。

●夢と現実が一緒になったとき。

●修学旅行で行った日光。久しぶりに行ったとき、

子ども目線と大人目線の違いに気づいた。

●同じ思い出、同じシチュエーションでも、

振り返る時期によって、想いが変わる。

●毎年、梅干しを30キロ漬けてきた。祖母が「毎年漬けないと悪いことが起こる」と言われ呪縛になっていたが、楽しみに変わったとき。

●年齢を重ねると、知見経験も増えてくる。深みも増してくる。

無理しない、がんばらない、くよくよしない、マイナスイメージを持たない。年齢を言い訳にしない。

●思い出を学びにすれば進化する。思い出に意味を見い出すのは、

努力しだい、工夫しだい、自分しだい。

●なにげない日々が貴重だとわかったとき。

●自分で自分を拘束しなくなったとき。

●若いころには、わからなかったことがわかるようになったとき。

●過去の事実は変わらないけど、自己評価が変わったとき。

●思い出を進化させるには気づきが必要。

●人生に〇をつけられたとき。

 

「みやびやか」について語り合った。

●きらきらより、つつましさ

●ゆっくりまったりのんびり

●京都だけで発売していた「雅」というタバコ。

●派手ではなく落ち着きのある美しさ。

●凛として奥ゆかしく、かつ華やか。

●さだまさしの本名は、佐田雅志。雅が入っている。雅な志。

 

毎度思うが、ことば磨き塾は、ことばの宝庫だ。ことばの泉だ。

嬉しいことばのシャワーを浴びるのは、気持ちいい。

満ち溢れることばが、気づきを与えてくれる。

 

習慣形成コンサルタントの吉井雅之さんが参加。

ランチ会で談笑する男子チーム