普天間かおりさんとランチミーティングをした。
ボクのトークライブのゲストに来てもらって以来3年ぶりの再会。
彼女は、いつも明るい太陽のようだ。
そういえば、彼女は「てだのふあ」(太陽の子)という舞台で、
ミュージカル初挑戦を終えたばかり。
地方巡業のロングランだったのに、疲れも見せない。
話し方も押しつけがましくなく、
合いの手をうまく挟みながらの聞き上手。
食事も「おいしいーおいしいー」を連発。
一緒にいて、気持ちが弾む。
単身東京に出てきて、デビュー30年の節目の年だ。
沖縄の琉球王朝の流れをくむ家系に生まれたが、
家庭には恵まれなかった。
言うに言われぬ苦労をしていることを、みじんも感じさせない。
「にもかかわらずの笑顔」がスゴイ。
沖縄が第一の故郷なら、福島は第二の故郷だ。
2011年3月11日、ラジオ福島の生放送中に地震に遭遇した。
以来10年あまり、復興支援のため福島通いを続けている。
福島の子どもたちに本を贈る『スマイル文庫』活動では、
絵本朗読も引き受けている。
不遇な生い立ちゆえか、
不遇な人を見ると、いてもたってもいられないようだ。
彼女のいるところ、太陽に照らされたように明るくなる。
普天間さんに、今年の「いのちの絵本」のゲストに来ていただく。
射水市大島絵本館で、11月6日開催。
温かく明るい普天間日和になることは間違いない。