シャナナTV『縁たびゅう』の収録。
京都癒しの旅案内人の下戸眞由美さんをゲストに迎えた。
淡い桃色の着物で登場。
「京都癒しの旅」は、依頼人1人か2人に丁寧に接する。
大手の旅行会社が、客を「引っ張るアテンド」をするとしたら、
下戸さんのところは、客に「引っ張られるアテンド」だ。
十分なヒアリングをして客の意向を反映させたプランを考え、
旅先で発見があれば、柔軟に対応する。
歴史案内はしない。旗もあげない。名札もつけない。
旅する人の気持ちに寄り添う。
下戸さんは、訳あって、13歳から29歳まで、祖母と二人で暮らした。
かつて、祖母と二人旅をするのが楽しみだった。
だが、祖母が年老いてからは、団体のペースについていけなくなり、
多すぎる食事を残してしまうので、あまり旅に出かけなくなった。
祖母の晩年は、近場の温泉などに出かけることが多かった。
旅は、祖母と下戸さんを幸せにしてくれて、日常のしんどい生活の中でもほっとできる時間だった。
この祖母との体験が、一人一人に寄り添う、今の「癒し旅スタイル」に結びついている。
下戸さんも、介護の心労などから、うつ病と診断されたことがある。
その最中、大好きな祖母が他界し、精神状態はさらに落ち込んだ。
そんな時、彼女を癒してくれたのは、京都の風景だった。
京ことばが、京野菜の食事が、お寺の庭が、肩に力を入れない素の自分を取り戻してくれた。
そんな自分の体験が、しんどい想いを抱えて旅に出た人に寄り添える原点になっている。
下戸さんが第一に選んだご縁は、「おばあちゃん」だ。
第二、第三のご縁は…。
下戸眞由美さんの3つの縁を聴く、シャナナTV『縁たびゅう』。
最初の配信は、8月1日(月)からの予定。
11:30~と20:30~の毎日2回配信。
翌週からは、YouTubeで、いつでもどこでも見られる。
24時間常時放送のインターネットテレビ局 - シャナナTV (shanana.tv)