有難うの神様と言われる小林正観さんは、
見方道の家元でもあるらしい。
すべてはゼロ。だからマイナスはないというのだ。
起こることすべて、どんなことも、感謝の心で受け止める。
ものごとの見方、人の見方を変えたら人生も変わる。
コップに水が半分入っている。
それを「半分しかない」「半分もある」というのは、
自分が勝手につけた色。
150CCのコップに75CCの水があるという事実。
存在に意味付けをしないと色はつかない。
過去を悔んだり、未来を憂えることも、色をつけていることになる。
ただ「今」だけを見る。念を入れるだけ。
自分の人生を作っているのは自分ではない。
自分の思い以外の大きな力によって成り立っていると認識出来たら、ひたすら感謝しかない。
幸せとは、自分が置かれている日常そのもの。
何もおきないことが幸せの絶対的本質。幸せの海の中に漂い、ただ生きるだけ。あくせくあがく必要はない。
人がこの世に生命をもらった意味は「人格を磨く」という一点だけ。
そのためには、自分が人から喜ばれる存在になるということ。
人が自分で自分を好きになるには、いかにバカバカしいことをやれるかということに尽きる。人がやらないことを率先してやる。トイレ掃除は自我を消すにはもってこい。
宇宙がすべてを決めている。だから起こることを、ただ楽しむだけの自分でいたら、大きな味方がいてくれる。
それは、自分という味方。
見方を変えたら、自分が自分の最高の応援者になる。