大カミウングアウト大会 | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

丹波ことば磨き塾。

きょうも、「努力」ということばについて吟味した。

まるで連鎖反応のように、一人一人の境遇を聴く

大カミウングアウト大会のようになった。

そして改めて思う。「人間っていいな」と。

 

●サッカー留学中の息子は努力が好き。限界まで鍛えるタイプ。

 自問自答しながら、努力を楽しんでいる。

●50代の今が、いちばん頑張っている。

 浮き沈みのある人生観だったが、打たれ強くなった気がする。

●80にもなって、自分は何も努力してこなかったように思う。

 両親の努力を思えば、たいしたことはしていない。

●努力していたときに見えていなかったことが見えてきた。

 ゆっくり少しずつ、努力を重ねていけた気がする。

●大工の父の口癖「よく見、よく聞き、よく考える」。

 そのことばを胸に努力してきた。

●連れ合いに罵倒され続けた。だが、最近になって、それは愛の塊だったと気づいた。理解する努力が足りなかった。相手軸でなく、自分軸で考えていた。

●努力出来るのも才能。人に努力を求めない。自分も見方を広げたらいい。

●父と仲違いばかりしていた。自分のしたいことに、父は立ちはだかってきた。父が「ルール」と思っていたが、良い子をやめたら楽になった。

楽しいことのためなら、努力はいらない。

 

不思議な問答ワークは「いちばん強かったのはいつ?」

●しきたりの中で、戸惑いながら、気遣いしながらも、乗り越えたとき。

●逃げてもいいと思え、自分と仲良くなれたとき。

●成長したい、ステップアップしたいと決断したとき。

●人に合わせるのをやめたとき。

●全ての繋がりに感謝出来たとき。

●負のエネルギーに耐えられたとき。

●全身で喜びを表現出来るとき。

●勝ち負けにこだわらなくなったとき。

◎弱さを見せることが出来たとき(絵本の模範解答)

 

(山下智恵子さん。

 どうしても連れ合いの博之さんを紹介したいと伴っての参加)

(愛読書「はらぺこあおむし」を見せながら語る本庄幸太郎さん。

さなぎは必ず蝶になる)