文化放送『日曜はがんばらない』に、鮫島純子さんにお出まし願った。
世は、渋沢栄一ブーム。
孫にしか語れない「おじいちゃんとしての渋沢栄一」を語ってもらおうと、ゲストにお招きした。
資料をいろいろ調べて、あれこれ聞こうと思っていたが、事前に調べたことなど、吹き飛んだ。
徳川慶喜、徳川昭武、御木本幸吉…歴史上の人物の名が、平然と淡々と語られる。その記憶力たるや素晴らしい。
日課の散歩と体操で、姿勢がいい。食事のバランスもいい。
３年前まで車を運転し、社交ダンスを習っていた。
ヨガはいまも続けている。
講演、執筆、放送出演、取材…なんなくこなす。
９８歳という年齢は、この人の場合、なんの基準にもならない。
なにごとも大仰にものを言わず、さりげなく語る。
ことばに詰まることもなく、よどみなく語る。
生きる手本として、学ぶべきことは多々あるが、到底、真似は出来ない。文化放送のスタッフたちも、ひたすら感心していた。
最後に愚問を発した。
「渋沢栄一の孫に生まれてよかったですか？」
さて、純子さんが何と答えたか…、それは放送を聴いてのお楽しみ。
文化放送『日曜はがんばらない』で、１３日６：２０～。
（文化放送スタッフと）