京都新聞文化センターの「ことば磨き塾」も、
2月26日以来、4ケ月ぶりの再開となった。
前期の修了も今期の開講も出来ないまま、
途中開催のような形になったが、
継続組6人に体験見学3人が集った。
京都塾の継続組の顔を見て、
思わず「会えてよかったね~」の言葉が口をついて出た。
懐かしい顔に会うと、ホッと安堵する。
この4ケ月間を振り返り、心境を話してもらった。
●電話での打ち合わせが増えたが、無駄話が減り仕事が捗った。
●山中伸弥教授が、コロナウイルスと闘うと言っていたが、共存すると考え方を変えたと言っていたのが、印象に残った。
●旧友と電話で繋がれて、若き日の気持ちになれ、気晴らしになった。
●読書時間が増えた。「言葉は発する側より、受け止める側はいつも繊細」という言葉が印象に残った。
●孫がオンライン授業を受けていた。教室だと、あっち向いたりこっち向いたり誘惑もあるが、オンラインだと集中出来ると言っていた。
●無理して頑張っていたが、無理しなくていいと悟れた。
●断捨離しながら、明日死んでもいいと思ったが、もっと生きたらええことあるかなぁと思い直した。
●階段や廊下の拭き掃除しながら、自分との対話が出来た。
一生懸命話して、一生懸命聴く場。
みなさん、久しぶりに公の場に出てきて、
嬉しい言葉のシャワーを浴びて嬉しそうだった。