江戸しぐさの越川禮子さんの記録ビデオ録りのため、
月1回、越川詣でが続いている。
先月4日の収録の日、 電話に急いで出ようとして、
リビングで転び腰が痛いと訴えていた。
痛みが引かず、病院に診察を受けたら、腰の骨が折れていたのだ。
動くと痛いので、ベッドで横たわっている時間が多くなっていた。
動くのもよくないが、動かないのもよくない。
あまり長引かないといいなぁと思いながら案じていた。
だが、毎日のようにかかってくる電話の声は明るく弾んでいた。
簡単にへこまないところは、さすがだ。
そして、9月9日の収録予定日、状況しだいでは延期も考えたが、
回復が早く、予定通りやることにした。
おそるべき回復力。医師も驚いているそうだ。
越川さんは、ボクを「太陽の男」と呼んでくださるのだが、
たまたま福島で見つけた「太陽堂」のむぎせんべいを
お土産に持参した。太陽堂は、創業90年の老舗のようだ。
はたして越川さんは、喜んでくださった。
インタビューも舌好調。途中、昔覚えた歌を4曲も披露してくださった。
カンラカラカラと大きな声で笑うのを聞いていると、
こちらまで心地よくなる。
張りのある声で憚ることなく笑えば、全身に活力が漲るはずだ。
これぞ、越川しぐさ。
(太陽の男が持参した太陽堂のせんべい)
(「江戸の繁盛しぐさ」にサインしてもらう)