英語には、ずっとコンプレックスがある。
中学に入って初めて学んだとき、英語の先生の授業が
「とっつきにくかった」ことを逃げ口上にしている。
NHK基礎英語、旺文社の実用英語講座・・・
どれだけの英語教材を取り寄せたことか。
やる気だけはあったのだが、すべて頓挫してきた。
ベルリッツにも通おうとしたが、個室でテストすると言われて、
急用を思い出したと、逃げ帰ってしまったことがある。
「英語アカンタレ」なのだ。
きょう、たんば女性STORYのゲストに迎えた高杉美咲さんは、
老若男女問わず、あの手この手で英語に親しむ環境を作っている。
彼女が主宰する「英語の学校Buddy」。Buddyとは、相棒という意味。
英語を自分の相棒にしてほしいという思いが込められている。
とにかく明るい。気取りがない。壁がない。
ことばに「圧」がある。勢いがある。
これもみな英語のおかげなのだろう。
高杉さんも、中学入学時は、
IとYou、 HeとSheの違いすらわからなかった。
ところが中３の時、ホームスティを受けいれた我が家に、
アメリカから女子大生が来たことが大きな転機になる。
英語を話せるようになりたいと、俄然張り切る。
スイッチが入ったらすごい。
スピーチコンテストで優勝、高校も英語コースを選ぶ。
さらには、高１でアメリカ留学を果たす。
１年の留学後、日本にいったん戻り、高校卒業後、また留学。
チンプンカンプンだった英語が、自由自在のものとなっていく。
「やりとげる」「やれば出来る」人なのだ。
韓国人と結婚したが、丹波にUターン。
シングルマザーとして５歳の娘を育てながら、
いくつもの教室で、英語を教えるパワフルな女性だ。
赤ちゃんが言語を獲得するように、１文ずつ増やしていけば、
必ず英語は話せるようになるという。
ボクも英語をBuddyに出来るよう、
まずは高杉さんのBuddyにしてもらいたいと思った。
（高杉美咲さん）
高杉さん出演の『たんば女性STORY』は、
FM８０５たんばで、５月１日、８日２０：００～放送予定。
アンコールは、その週の土日１０：００～。
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