わからないって面白い！
大阪で開催される高野登さんの百年塾の大番頭を務めている
増田歩さんに請われて、神戸まで赴いた。
彼女のラジオ番組に出ることはわかっていたが、
それとて詳しいことは聞いていない。
ともあれ、阪急花隈駅についた。８時３９分着。
増田さんの案内で、神戸港の波止場の方に向かう。
着いたのは、かつて荷揚げ倉庫として使われていた場所。
雑然とした人の気配のないところだった。
午前９時から、ここで「お話し会」。いうなれば「朝活」だ。
三々五々集まった人を前に１時間あまり話した。
この会は、なんでも非公開だそうだ。
ミステリアスな倉庫跡で、ミステリアスな集まり。
だが、集った人は、「自分の道」を持っている人ばかりだった。
だから打てば響くので、とても話しやすかった。
そして、中突堤に移動。
ロイヤルプリンセス号に乗って、神戸港を遊覧するクルーズに参加。
「お話し会」と「クルーズ」はセットになっているらしい。
昨日は風と波が強く、船はかなり揺れたが、
参加者と夢中になって話していたので、酔うこともなかった。
初の神戸港遊覧、４０分ほどだったが、船旅を楽しんだ気分だった。
そして、こんどは山へ誘われた。
六甲山系のひとつ再度山（ふたたびさん）という。
かつて、弘法大師が、延暦２３（８０４）年、唐に行くにあたり、
無事を祈り参詣した。そして、無事戻ったとき、再度登山し、
感謝の参詣をし修行したことから「再度山」と呼ばれる。
かなり傾斜のある山道を登ったり下ったりしながら、
あてどなく歩く。途中道にも迷う。ふくらはぎが自己主張しはじめる。
やっとのことでたどり着いたのは、
再度山荘という炭焼きスペアリブの店。
香ばしいスペアリブが、寒さと疲れを忘れさせてくれた。
そして、ようやくラジオスタジオへ。
これがまた、ひなびた宇治川商店街の一角にあるひなびたビル。
エレベーターもないので、５階まで階段を上る。
そこにインターネットラジオ局「RadiCro」のスタジオがある。
「Morning Cruising in kobe」という番組に出演し、
「わからないってワクワクして楽しいね～」と、
ミステリアスな一日を振り返り、会話も弾んだ。
パーソナリティの増田歩さんは、
「人は人によってしか磨かれない。出会いは羅針盤、あみだくじの横棒」という。ボクも横棒の一つにはなれたようだ。
インターネットラジオ番組「Morning Cruising in kobe」
番組はこちら。http://radicro.com/program/morningcruising.html
3月5日月曜日の８時から8時30分の放送予定。
時間になれば番組案内の上記のRedicroの文字をタップして、
更に
をタップしたら聞ける。