きょうで６４歳になった。
還暦から、はや４年。ＮＨＫ辞めてはや５年。
誕生日は、四国で迎えた。
嬉しいことばの種まきで全国行脚は、
自分の「お役目」だと思っている。
あちこちで「嬉しいことばのシャワー」を浴びることは、
何よりのノンエイジングだ。
さてさて、２７日の学生ことば磨き塾は、出席３人。
３人で出来ることは、何かないかなぁーと募ったら、
心理学部のひなちゃんが、いい提案をしてくれた。
「構成的グループエンカウンター」という授業で体験した
自己理解、他者理解を深めるためエクササイズ。
それぞれの名前の頭文字を使って、
その人の特徴や長所をあげるというもの。
いわば「あいうえおで褒めよう」。
この日は、学生３人。助っ人の中川千都子さんと大人は２人。
５人全員を褒め合った。４通りの褒めことばが集まるのだ。
ちょっと照れくさいが、むらかみのぶおの褒めことばを紹介する。
はらひかりさんからの褒めことば。
むりせず
らくに
かんぺきに
みんなをひきつけ
のった波に一緒に乗せてくれる
ふしぎと感じる
おとうさん
塾長チェックで、「おとうさん」は「おにいさん」に訂正してもらった（笑）。
一緒に「おにいさん」と波乗りしよーね。
ぼくからの返礼。
はつらつ
らっきーがーる
ひるまず
かるがる
りそう求めるひかりちゃん
（はらひかりさん）
続いて、ほりはたとしてるさんの褒めことば。
彼は、哲学的な文章を醸し出す。
むかしも今も自分流
らくすりゃ苦もある 苦も楽しめる
かちゃと明るくつける電球
みながいなくとも俺がいる
のざらし陽光を放ち
ぶりたにか超えの知識（※ブリタニカ百科事典）
おんな心が見え隠れ
ほりはたくん、どうしてボク以上にボクのことがわかってるの！？
特に、ボクの心に内在する「女心」の存在に気づかれていたとは！！
彼の観察眼に脱帽。
ボクからの返礼。
ほめ上手だけど
りづめで
はたんがなく
たんたんと
というか、が口癖で
しんけんに
てれながらも
るーるを守る男
（ほりはたとしてるくん）
幹事役のこむろひなさんの褒めことば。
むじゃきなこころ
らんまん（※光り輝くさまと辞書で調べ使用）
かのうせいだらけの
みんなのせんせい
のきをつらねる
ぶしの志
おとこらしい
「可能性だらけ」とは、なんて嬉しいことば！
２１歳のひなちゃんに言われたら、
６４歳のボクの可能性に太鼓判押されたよう。
可能性は無限。
無邪気だけど、武士の心もあるのさ！
（こむろひなさん）
さて、助っ人で来てくれたなかがわちづこさん。
カウンセセラーの仕事をしているから、人を見抜くのはお手の物。
むじゃきな大人は
らいふをまんきつ
かたればたちまち
みんながとりこ
のりのり生きる
ぶきはハートとことばと
おとこまえ！
ちづこさん！そないにええ気持ちにさせてどないするん！？
ほんならラブラブな返礼。
なみだもろく
かわいげがあって
がんばりすぎるくらいがんばっても
われを忘れず
ちがいを楽しむことが出来て
ついていきたくなる
こいをしたくなる人
（なかがわちづこさん）
（返礼書くムラカミ塾長）
面白い企画で盛り上がった。
ことば選びに頭を使うことで、ことばの取り扱い丁寧になる。
「嬉しいことば」探しの佳きトレーニングになった。
そして、何よりのことばの花束。
嬉しい誕生日プレゼントになった。