93歳のおもてなし | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

鈴木富士子さん。御年93歳。

現役の大正琴の師匠だ。

だが、「わずか」33年のキャリア。大正琴は60歳の還暦から始めた。

63歳のボクなど、まだまだひよっこだ。

いまからでも新しいことが始められるんだと勇気をもらえる。

この日(20日)は、鈴木さんの門弟たちの発表会。

鈴木さんも、ほとんど舞台に出ずっぱり。

ボクは、司会を引き受けたのだが、

台本もなければ舞台監督もいなければ音響効果もいない。

よって、すべてアドリブ。こういうの好き。

ゲストの童謡歌手グレッグ・アーウィンさんのカラオケCD出しも

音響室から、ボクが担当。

型にはまらないほうが、楽しい。

 

そして、関係者打ち上げは、富士子さん宅へ。

午前3時まで支度していたというが、その量や品数は半端ではない。

ポテトサラダ、ふきの煮物、カボチャの煮物、栗の甘露煮、レンコンの酢の物・・・

「おばあちゃんの味」が並ぶ。

食べないと叱られる。食べたあとから「食べて食べて」で満腹満腹。

食べきれないものは、お持ち帰り。

考えてみれば、自分の「おばあちゃんのおもてなし」も、こうだった。

これでもかこれでもかの愛あふれるおもてなし。

富士子さん、ありがとう~。あとで疲れださないでね~。

 

(鈴木富士子さん、グレッグ・アーウィンさん)

(これすべて鈴木さんの手作り。

このあと、まだまだ出てきた)

(これだけのポテトサラダを作るのに

どれだけのじゃがいもを剥いたことだろう・・・

ちなみに、これと同じものがもう1皿)

(割烹着姿の富士子女将)