ガールズケイリンに行ってきた。
ところは、京王多摩川駅前にある京王閣。
1948年に始まる競輪の歴史の中で、
女子競輪は1949年から15年間、男子競輪とともに開催されていた。
21世紀に入り、新しく生まれ変わって開催が決定。
加えてロンドン五輪で女子のケイリンが正式種目になった。
2008年からエキシビションとして行われていた
ガールズケイリンの名称を引き継ぎ、
2012年、プロスポーツとしてのガールズケイリンが始まった。
「顔より太もも」というキャッチコピーが注目されているが、
やはり顔が大事。顔形ということだけでなく、その表情。
調子の良さ、意気込みなどがわかる。
その出身地、師弟関係、先輩後輩関係など、
成績だけでなく、その人となりを分析して車券を買う人が多い。
ギャンブルの中でも、ひときわ「人」をクローズアップするのが競輪だろう。
ひいき選手への声援にも熱が入る。
競輪新聞2紙を読み比べたり、事前インタビュー見たり、
「買い」の集まり具合を分析したり、にわか情報収集をしてみるが、
結局は、自分の「勘」を信じるしかない。
手堅く行くだけでもつまらない。
アナ狙いにいくのも勇気がいる。
「結果」がわからないから、「予想」は、面白い。
ガールズ決勝は、手堅くいったつもりだったが、
3連複を買ったのに、3人とも上位3位内に入らず、すべて外れた。
勝っても負けても、またやりたくなるのが、ギャンブルなのだ。