仙台からとって返し、きょうは、
NHKの気象解説でおなじみ、渡辺博栄さんと再会した。
会うときは、いつも
渡辺さんと同郷同級の菊池忠夫さんの店。
2人は、秋田県能代高校3年C組のクラスメートだった。
菊池さんの営む河豚料理の専門店「きくち」は、
安価な料金でフグが楽しめると、予約がなかなか取りにくい人気店だ。
渡辺さんとは、『おはよう日本』時代、一緒にスタジオにいた。
最近の気象解説は、パフォーマンスや演出過剰が目立つが、
渡辺さんは、実直な人柄そのもので、
余計なことを言わず、淡々と簡潔に要点をわかりやすく伝えてくれる。
池上さんが担当していたころの『週刊こどもニュース』に
お天気おじさんとして出演していたこともある。
その時も、派手なことはしないのに、
朴訥な雰囲気が「面白さ」を出していた。
高校卒業後、日本気象協会に入り、
地元秋田や仙台で仕事したあと、上京。
NHKで24年間にわたり、気象解説をしてきたが、
この3月でリタイアすることになったそうだ。
近い将来、故郷にUターンし、高齢の両親のそばで、
農業をすることにしたという。
農作業は、天気に左右されることが多いが、
渡辺さんなら予報はお手のもの。ぬかりはないだろう。
渡辺さんは、自分の妻と、菊池夫婦と、
4人でドライブ旅に行くことが多いという。
その目的地は、神社仏閣がほとんどだという。縁あって茶の湯も始めたらしい。
人生を楽しんでいる。
渡辺さんには、ギスギスしたところが少しもないから、
ほんわかした気分になれる。
旧交をあたためる楽しい時間はあっという間に過ぎた。
店の予約の関係で、きょうは16:00からのスタート。
次の予約が待っているので、19:00すぎには店を後にした。
こんどは、百姓になった渡辺さんに会いに行くことになるかもしれない。
(ボクたちも1歳違い)
(真面目な解説中)
(渡辺宗匠 写真を持つムラカミの手)
(ラジオビタミンで気象解説してもらっていた
伊藤みゆきさんも参加)
(ふぐ刺しテンコ盛り)