褒めことばも年の功 | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

シニア世代の多い茨木ことば磨き塾でも

「自分褒め1分トライアル」をやってもらった。

そうしたら、一味違う「褒めことば」が出てきた。


「春が近くなる時」

「花を見つめている時」

「月を見ている時」

「夕焼けを見ている時」

「草木の香りを感じる時」

「雨の匂いを感じる時」・・・その時に自分が好きになるという。

日々の何気ないことに気が向けられるステキな感性だ。


「毎朝、太陽に向かって拝む」という人が複数いた。

「仏壇にお参りする」

「花に水をやる」

さすが、シニア世代。毎日の習慣にしていることがステキ。


「よく眠れた」

「おいしく食べられた」

「歩けた」

あたりまえのことに感謝の気持ちを怠らない。


ただ一人の男性が、第1回以来、久しぶりに参加してくれた。

「日本人」

「男」

「家族」

「短気」

「責任」とキッパリ短い言葉を書いた。潔くてかっこいい。

短気であることは、決断が早いと自己分析してのこと。

第1回の時、ややぶっきらぼうな表情だったが、

柔和な表情に変わり、笑顔も増えていた。

4回顔を見せなかった間に、何か心境の変化があったのだろうか・・・。

とにかく、顔が見られて嬉しかった。



(塾生同士のインタビューで「恋人」というカードを引いて、

頭を抱えるの巻)