割烹着っていいなと思う。
最近注目の人、小保方晴子さんは、仕事着は白衣ではなく、大学院時代に祖母からもらった割烹着。「これを着ると家族に応援してもらっているように感じる」らしい。
世界的に権威ある英科学誌ネイチャーに投稿した際は、過去何百年の生物細胞学の歴史を愚弄していると酷評され、掲載を却下された。だが、「ＳＴＡＰ細胞は必ず人の役に立つ技術だ」との信念を貫いて膨大なデータを集め、今回は掲載にこぎつけた。「何度もやめようと思ったけれど、あと１日だけ頑張ろうと続けてきて、いつの間にか今日に至った」と話す。
小保方さんは、祖母の教えを忘れない。科学誌に掲載を断られ、ひどく落ち込んだ時、励ましてくれたのが祖母だった。「研究者の仕事は世の人のため。一生懸命に頑張っていれば、いつかきっと誰かが評価してくれる。とにかく一日一日、頑張りなさい」。その言葉を胸に、祖母からもらった割烹着に必ず袖を通して毎日、実験に取り組んできた。
そうして、毎朝見られるのが、
『ごちそうさん』のめ以子の割烹着っていいな姿だ。
戦時中、食糧調達が困難な中、創意と工夫を重ねながら、
割烹着姿で台所に立つ姿がいじらしい。
割烹着の女性は、キリっと締まって見える。
凛とした姿に見える。