きょうは、タネマキストではない。
インレキストだ。
『ラジオビタミン』で千葉望さんにご登場願って、
陰暦で暮らそうという企画を立てたら、リスナーにも好評。
俄インレキストが続々誕生した。
陰暦とお近づきになると、月をよく観るようになる。
陰暦カレンダーを、毎年購入して、
移りゆく月の様子を気に懸けるようになった。
我々のご先祖さまは、月とともに生きていたと言っても過言ではない。
だから、陰暦暮らしに馴染みやすいのは、DNAが刺激されるのだろう。
インレキストならずとも、中秋の名月と満月が重なる今夜は、胸が躍る。
お月見といえば「9月の満月」という思い込みがあるかもしれない。
しかし、「中秋の名月」は、10月にずれ込むこともあるし、
当日は満月ではないことが多い。
都会のビル上空の「中秋の満月」。
いつも下を見ているか、よそ見わき見をしている人が多い東京も、
きょうばかりは、上を向いている人が多かった。