見事な富士山を眺めながら、一路西へ。
きょうは宝塚へ日帰り。
地域の歴史に詳しい園田学園女子大学名誉教授の田辺眞人さんと
「兵庫の歴史」について語り合うためだ。
田辺さんは、巧みな話術で地域の歴史をひもとき、
テレビ、ラジオ、講演にひっぱりだこの人である。
地名や人名は、歴史を知る手がかりだ。
諸説あって正解はわからないが、
それぞれの歴史がかいま見える。
ボクのゆかりの丹波市春日町黒井。
なぜ黒井というのか知らなかった。
田辺さんによると、
このあたりの泥炭層から出た黒い水が語源とか・・・。
丹波地域の交通の要衝で、
丹波の十字路ともいうべき重要な場所だったらしい。
戦国時代、黒井城主は、丹波の赤鬼と恐れられた赤井悪右衛門直正。
黒井の赤井だ。
明智光秀の丹波攻めに頑強に抵抗し、光秀を苦しめた。
ちなみに、元プロボクサーの赤井英和さんは、末裔だとか。
宝塚という地名は、宝が埋葬された塚(古墳)に由来するらしい。
それこそ、きょうは歴史に関する面白い話の宝がザクザク。
打ち合わせなしのぶっつけ本番だったが、会場は笑いに包まれ、
ボクにとっても目からウロコが落ちまくりの面白い時間だった。